■26年1月4日放送の特番『ウルトラマンDASH』を憂う声
12月21日放送の『鉄腕DASH』は、これまでの放送30年に登場したグルメを振り返る総集編だったが、元TOKIOの映像は城島と松岡以外、徹底的にカットされていたことが物議を醸した。不祥事を起こして番組を降板した国分と山口達也氏(53/18年5月脱退)は仕方ないとしても、円満に芸能界を引退した長瀬智也(47/21年3月末脱退)までカットされていたことに、憤る視聴者は多かった。
そんな大荒れのまま年内放送が終了した『鉄腕DASH』には、「国分さんが抜けたことで、1月4日放送の派生特番『ウルトラマンDASH』(夜6時30分~)もかなり寂しいことになりそうですよね……」(芸能プロ関係者)という声も。
『鉄腕DASH』の派生特番『ウルトラマンDASH』は、各分野の超人(ウルトラマン)が至難の業とも言えるチャレンジに挑む企画がメインの番組。同番組は2011年から20年までと、22年の元日に放送。21年と23年の元日には『ザ!鉄腕!元日!DASH!!』が放送された。
しかし、24年、『ウルトラマンDASH』が放送されたのは1月7日。これは23年に勃発した旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題の影響だと言われているが、以降、『ウルトラマンDASH』の放送は毎年三が日明け最初の日曜日となった。
なお、24年、25年の元日の夕方6時~9時台の特番は、くりぃむしちゅー・上田晋也(55)の『上田と女が吠える夜』の新春SP。26年には、SixTONESの『Golden SixTONES』が予定されている。
「旧ジャニーズありきの番組は、23年のジャニー氏の問題を受けてそれまでと扱いが変わった感じですよね。当時は『ウルトラマンDASH』も同様で、“都落ち感”とも言われましたね。それでも番組内容は特に変わることなく続いていましたが、26年年始の同特番には国分さんがいないわけですからね……。番組はさらにパワーダウンしてしまうことになりそうです」(前同)
25年の『ウルトラマンDASH』では、城島、SUPER EIGHT・横山裕(44)、なにわ男子・藤原丈一郎(29)の3人が、青山学院大学陸上競技部とタッグを組んで名物企画「リレー対決」に挑戦。
松岡と国分は、『鉄腕DASH』常連のSixTONES・森本慎太郎(28)と当時Aぇ!groupの草間リチャード敬太(29/11月20日脱退)、番組初参加のtimelesz・松島聡(28)と一緒に、アスリートたちのミッションを見届ける係だった。
「横山さんは、12月11日に行なわれた『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)の収録中に骨折したことが明らかとなっていますが、同日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)内で、26年の『ウルトラマンDASH』への出演を告知していました。25年と同様にリレー対決に参加しているVTRもありましたね。おそらく『ウルトラマンDASH』は、日テレと、城島さん、松岡さんとの関係が悪化するよりも前に収録されたものなのかと。
すでに『鉄腕DASH』には、厳しい声、憂う声が多く寄せられていますが、国分さんが不在となってから初となる『ウルトラマンDASH』にも、そうした声が寄せられることになりそうですね」(同)
『ウルトラマンDASH』には、
《昨日の鉄腕DASH(年末の総集編)にもがっかりした不祥事TOKIOメンバー以外にも長瀬の姿も一切なかったそんなんで総集編って言えるの?いいじゃん、過去映像くらい出したって若い子たちの姿もほとんどなかったけど、歴史を何だと思ってるんだかウルトラマンダッシュとか興味もないわ》
《そういえば次の正月のウルトラマンDASHは2人で出演なんかなぁ、5人が4人になって寂しかったのにもうふたりとは……》
《来年のウルトラマンダッシュはTOKIO関係ないんだろ 鉄腕とってDASHだけになるか、終わりか》
といった厳しい声、そして番組が寂しいもになるのではといった意見がすでに多く寄せられている。
国分の降板発表があった6月から半年間、ずっと激震が走り続けているかのような状況にある『鉄腕DASH』。新年早々、またしても正念場を迎えることになるのかもしれない――。