■当時“朝陽ロス”という言葉も出るほどの人気だった

 西島が月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で演じたのは、介護施設を運営している大企業の御曹司である井吹朝陽(いぶき・あさひ)。正義感の強い好青年で、介護施設に勤務している主人公・音(有村)の恋人だった。

 しかし、愛憎入り混じった感情を抱いている父親から後継者の座を託されたことで、徐々に傲慢な性格に変わってしまうが、最後まで根っこの優しさを失うことはなく、終盤では音(有村)の幸せのために、あえて破局を切り出すのだった。

「君に甘えて逃げ道塞いでた。僕を選んだらダメだ。僕はもう君の事好きじゃない」

 と、悲しい笑顔で突き放すシーンは非常に評価が高く、当時“朝陽ロス”という現象もSNSで起きていたのだ。

 ちなみに、村瀬氏は現在も《盟友・西島隆弘くんがインスタライブで映画「キャラクター」の話をしてくれました》と、2021年6月30日にツイートしたり、2018年には西島のドームツアーに足を運んだことを報告しており、『いつ恋』を経て、より深い関係性を築けたことが伝わってくる。

「現在の西島さんは、役者は休業状態と思われますが、音楽では変わらず絶好調。2022年10月から今年3月25日にかけて6大ドームツアー『Nissy Entertainmant 4th LIVE~DOME TOUR~』を行ないました。6大ドームツアーを達成したソロアーティストは過去にEXILEATSUSHIさん(42)しかおらず、史上2人目という快挙。

 これも当初は“5大ドームツアー”だったのが、全公演完売を受けて札幌ドームを追加した、という経緯があり、圧倒的な人気の高さが分かります。

 今後も音楽活動は多忙を極めるでしょうが、関係値の非常に深い村瀬さんの熱烈なラブコールがあったなら、西島さんもじっくりと検討をしてくれるのではないでしょうか。そして何より、“役者・西島隆弘”をもう1度見たい、と願うファンは本当に多くいますよね」(前出の女性誌編集者)

「西島×『silent』プロデューサー村瀬氏」の連続ドラマが成立すれば、とんでもない話題作になるのは間違いないだろう。果たして、村瀬氏が、渾身のプレゼンをした相手とは――!?