日曜ドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)が、4月9日に放送スタートする。話題は主演のKing&Prince(キンプリ)の高橋海人(24)とSixTONESの森本慎太郎(25)に集まっているが、2人の話題性だけでは終わらなそうな、成功を確信させる要素が3つある。
同ドラマは、バラエティ『たりないふたり』(同局系)でコンビを組んだ、オードリー・若林正恭(44)と南海キャンディーズ・山里亮太(45)の半生を、実話をもとに描く青春サバイバル。自意識過剰で人見知りな男・若林を高橋、人をうらやみ嫉妬にまみれる男・山里を森本が演じる。
「なにが成功を確信させるか? まずは高橋と森本の演技です。予告動画で見られる、山里、若林に寄せた口調が、自然でありながら、あの2人以外の何者にも見えません。パロディにならないよう、役作りに苦労したのでしょう。立ち姿まで寄せていて、違和感なく見られます」(ドラマライター/ヤマカワ)
森本は『泳げ!ニシキゴイ』(同局系)でも、違和感なく錦鯉・長谷川雅紀(51)を演じていた。今回は、その時の経験が活かされるだろう。髙橋も近年、昨年4月期放送の『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)に主演するなど、ドラマ出演が続き、着実に演技力はあがっている。これまでは年下キャラが多かったため、本作は新境地となるはずだ。
「続いて、お互いの相方、春日役の戸塚純貴(30)、しずちゃん役の富田望生(23)など、芸達者なサブキャストです。戸塚は『警視庁ゼロ係』シリーズ(テレビ東京)、富田は『3年A組』(日本テレビ系)など、多くのドラマに出演していて、十分すぎる実力。必ずドラマをもり立ててくれるでしょう」(同上)