■木村拓哉だけではきびしい?
木村にとって月9ドラマ主演は、14年放送の『HERO』第2シリーズ以来。久しぶりの主演とあって、共演陣も豪華にしたのだろうが、それだけではない事情もありそうだ……。
「要するに保険です。ここまでサブキャラを豪華にしなくても、木村なら数字が取れそうですが、現実はそこまで甘くない。主演映画『レジェンド&バタフライ』は期待はずれに終わり、Snow Man・目黒蓮(26)の主演映画『わたしの幸せな結婚』に、初日から3日間での動員数・興行収入で抜かれています。
そこで今回の『風間公親-教場0-』は、赤楚衛二のような勢いのある若手を起用するなど、キャスティングに力が入ったのでしょう。これだけのメンツをそろえれば、失敗することはないだろう、ということですね」(芸能関係者)
かつての「キムタクであれば大丈夫」という、主役の木村だけで数字が稼げる時代は終わりつつあるのかもしれない。『未来への10カウント』ではKing & Princeの高橋海人(24)をうまく引き立てていたが、木村もそろそろ、若手を成長させる立場になってきたということだろう。