■“年内退所”IMPACTorsのグループ名発表でも

“名付け親”といえば、年内での退所が明らかになっているジャニーズJr.内ユニット・IMPACTorsのグループ名を命名したのも滝沢氏だった。

 2020年10月の『ミュージックステーション2時間SP』(テレビ朝日系)には、これまでユニット名がないまま活動していたJr.7人組のグループ名がサプライズで発表されたのだ。

 この日の出演者として番組サイトには事前に、Travis Japan美 少年HiHi Jets、7 MEN 侍、少年忍者なにわ男子LilかんさいAぇ!group、ジャニーズJr.と発表されていた。

 最後の「ジャニーズJr.」というのが、ファンの間では「クリエC」と呼ばれていた、東京・有楽町の劇場・シアタークリエのライブで「Cパート」に出演予定(コロナの影響で中止)だった7人だった。

 その7人のパフォーマンス中に「IMPACTors」というテロップが表示された。ユニット名が番組中にサプライズで発表されたため、ツイッターには「本人たちももしかしたら知らなかったのでは?」「グループ名発表の瞬間に立ち会えたのは初めてです」といった大きな反響が寄せられ、ツイッタートレンド1位に「Mステ」、2位に「クリエC」が入るほどだった。

「滝沢さんはサプライズが好きなんでしょうし、ファンを、時には本人たちをも驚かせる演出は毎回のように話題を呼びました。その手法をSixTONESも取り入れているのかもしれませんよね。滝沢さんは昨年10月末に退所してしまいましたが、その影響はSixTONESだけではなく、Snow Manにもありありと感じられます」(前出の女性誌編集者)

渡辺翔太ラウールも「タッキー愛」を隠さず

 4月8日より上演されている『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』を前に、Snow Manの9人は2月8日に都内のホテルで製作発表会見を開催。冒頭の挨拶でメンバーの渡辺翔太(30)は「タッキー見てる? タッキー会見してます今! 頑張ります!」と、“タッキー”を連発したことが話題を呼んだ。

 また、メンバー9人は4月7日の初日前会見にも登場。2022年まで演出を手掛けていた滝沢氏に「見に来てほしいか」と聞かれたメンバーは口をそろえて「来てほしいですね」とコメント。

 ラウール(19)は「せっかくなので、ツイッターに感想を書いてほしいですね。結構フォロワーが多いみたいなので。感想を書いて広げてほしい。ハッシュタグとかもつけて。『#滝沢歌舞伎ZERO最高』みたいな」と話し、会場の笑いを誘った。

 
 
 
 
 
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「滝沢歌舞伎ZERO FINAL 映画館生中継!!」公式(@tkz2020_movie)がシェアした投稿

※画像は「滝沢歌舞伎ZERO FINAL 映画館生中継!!」の公式インスタグラム『@tkz2020_movie』より

「滝沢さんに受けた影響力がすごすぎて、退所した今も隠しようがないんでしょうね。当然ながら、藤島ジュリー景子社長含め、ジャニーズ上層部はすでにいない人間の名前を出すこと、影響力が残っていることを嫌がっているはずです。

 ただ、スノストにとっては今でも変わることなく、滝沢さんは師匠であり唯一のプロデューサーなんでしょう。これからも彼らの活躍の裏に、滝沢さんの影響力、演出力を垣間見ることができそうですよね」(前同)

 自身が代表取締役を務める「株式会社TOBE」を立ち上げたばかりの滝沢氏。新会社でもタッキー流のサプライズに期待したい!