なんだか鼻がムズムズしてきたという人も少なくないであろうこの季節。今年は例年よりも勢いを増してスギやヒノキ花粉が日本列島を襲おうとしているという。

「昨夏高温だった影響から、今年の花粉飛散量は多いと見られています。日本気象協会の予想によると、今年の花粉飛散量は平年の1.3~2.5倍になるのではとのことです」(全国紙社会部記者)

 花粉症で例年苦しむ人には大変な季節がやってきたわけである。この環境下でも生活するには免疫力を高める必要がある。そこで管理栄養士の望月理恵子氏が花粉症を撃退するために効果的な食材を紹介する。

「納豆にはビタミン類も多く含まれており、免疫調整や抗炎症作用から花粉症の緩和に役立ちます」 
ちなみに、腸内環境を整えるには朝に食べると効果的だと言うが、「どの時間帯でも効果はあります。納豆には血液をサラサラにする効果もあるので、血栓のできやすい寒い時期は夜に食べるのがオススメです」(前同)

『上本町わたなべクリニック』院長・渡邊章範氏によれば、「発酵食品を日替わりで満遍なく食べるのが理想」とのことだが、花粉症に効く発酵食品には、どんな物があるのか。

「麹菌を含むみそが定番ですね。あとは栄養価の高いものとして甘酒がオススメです。体調を整えるアミノ酸が花粉症の悪化を防ぎます」(前出の望月氏)

 ただし、甘酒選びにはポイントがあるという。

「酒粕ではなく、米麹で作られた甘酒を選ぶこと。酒粕に含まれるアルコールや砂糖は、アレルギーによる体の炎症を助長してしまう可能性があります」(前同)

 ちなみに、花粉症の悪化を防ぐアミノ酸では、「黒酢がオススメ。アミノ酸も豊富なうえに、お酢に含まれる酢酸菌は鼻づまりの症状が改善した研究結果もあります。特に黒酢には他のお酢よりアミノ酸も酢酸菌も豊富です。

 炭酸水で割って飲んでもいいですが、抵抗感があるなら、ラーメンに少量たらすだけでも大丈夫。摂取量の目安は1日に大さじ1杯程度で十分です」(同)

 また、腸活の代表的な発酵食品として忘れてはならないのがヨーグルト。

「体質に合った乳酸菌を選ぶならば、1〜2週間は継続して食べて体調の変化を観察することが大切。おなかがすっきりする、体が軽く感じるなど、自分の感覚を目安に選んでください」(同)