■はま寿司が答えた今後の食材管理方針と消費者への「反省の弁」

『週刊文春』でも報じられた“複数店舗”での食材使用期限切れ問題については、

「先日、他店舗についても報道ありましたが、”自社期限”が過ぎた食材がお客様に提供された事実は現時点で確認できておりません。

 とはいえ、本件については、どの店舗でも発生しうる事案として重く受け止め、今後同種の違反行為に対しては厳重に対処するとともに、強い意志を持って全従業員に対しルールの徹底と教育を行ってまいります。さらに、人の手に頼らないシステムによる食材管理手法について早急に検討してまいります。

 また、今回のルール不徹底の発生は個店事情による店舗責任ということではなく、当社の運営そのものにも問題があると受け止めています。真摯に反省し、改善に向けた対策を講じることで、お客様に安全でおいしいお寿司を提供できるように努めてまいります」

 エネルギー価格の高騰や円安の影響で値上げを強いられている格安回転寿司業界。その中でも、はま寿司は1皿100円(税抜)を維持し、人気女優の川口春奈(28)をCMでは起用している。

 SNS上では今回の件を受けて「川口春奈が可哀想な気がする」、「川口春奈のイメージ壊さんといて」という心配の声も寄せられている。川口を起用したCMでは「濱のおいしさ、そのままに。」をキャッチフレーズに掲げていたはま寿司だが、店舗運営の実態を“そのままに”することはできまい。