作品に自分の名前の出ることのない「企画女優」からスタートした後、一気に業界のトップに上り詰め、“伝説のセクシー女優”と言われた上原亜衣さん。

 人気絶頂の中、2016年5月に東京のストリップ劇場・浅草ロック座での引退興行を最後にセクシー女優からは引退し、2019年にインフルエンサーとして活動を再開した彼女が、2月1日~28日の1か月間、再びロック座の舞台に立つ。

 ヌードを封印し、インフルエンサーや実業家として活躍してきた彼女が、なぜ今、ストリップの舞台に立つのか――。

「最後のステージ」を目前に控えた上原さんに現在の心境を語ってもらった。(前中後編の前編)

 

――現在は実業家や起業家としても活躍している上原さんですが、セクシー女優を引退してから、今年で10年が経つんですね。

上原亜衣(以下、上原) そうですね。引退したのが2016年ですから。その最後の表舞台が、このロック座だったんです。その後、2022年にもロック座の舞台に立たせていただいて、今回が3回目のロック座になります。

――28日間、1日4公演という長期公演というハードなスケジュールですが、稽古も大変だったと思います。

上原 ロック座で先生からレッスンを受けられるのはたった1日しかないんですよ。あとは個人レッスンです。昼間、自分でスタジオを2、3時間借りて毎日練習します。あとは家でひたすら練習。

リハーサルが2日間あるので、その前までに覚えなきゃ……。公演期間が長いので、初日と落日では全然違うと思います。期間中にどんどん成長していく姿も見てもらえたらと思います。

――現役時代は『恵比寿マスカッツ』のメンバーでもありましたが、当時から「踊りが苦手」と言っていたそうですけど。

上原 そうなんです! 当時はイヤでイヤでしょうがなかったんです(笑)。マスカッツの振付も最後まで覚えられなかったし、2016年のロック座出演の際にも「なるべく踊らない演目でお願いします」と言っていたし……。それでもキツくて泣いちゃったくらいです(笑)。

でもさすがに今回は3回目ですからね。ジムに通い、美容にも気を使ったので、今が一番キレイに見せられるんじゃないのかなと思っています。同世代の女性に「何歳になっても、挑戦できるんだよ」という姿を見せられたらなと。