2010年代、業界のトップに上り詰め、“伝説のセクシー女優”と言われた上原亜衣さん。セクシー女優を引退した後、2019年にインフルエンサーとして活動を再開させた彼女は現在、実業家として海外での事業展開にも挑戦している。

 そんな彼女が、2月1日~28日の1か月間、再びロック座の舞台に立つという。上原さんに経営者としての苦悩と、ヌードを封印してきた彼女がストリップの舞台に立つ理由について語ってもらった。(前中後編の中編)《前編はこちらから》

 

――セクシー女優を引退した後、セクシー女優の友達のキラキラしている姿を見て復帰欲が湧いてきたとのことですが、復帰に抵抗はありませんでしたか?

上原亜衣(以下、上原) 働き始めると言っても、普通の会社員は難しいだろうとは思っていました。だけど正直、隠したいなと思う時期もありました。やっぱり引退後も街中で後ろ指をされて、普通に歩くことができなかったので。

現役時代は気にならなかったんですけど、引退後はそれがすごくイヤだったんですよ。「やっぱり、一生消えないんだな」と思ってしまって。

――そんな中で、あえて再び人前に出る活動を始めようとした理由は何でしょう。

上原 隠したところで世間の人の記憶を消すことはできない。その現実と向き合ったときに、「どうせそうなるくらいなら、表に出る仕事のほうがいいのかな」という考えに至ったんです。

――活動再開と同時に新たなSNSを新規開設すると、順調にフォロワー数も伸びて、YouTubeの配信も始めました。

上原 ちょうどYouTubeが流行りだした頃で、タイミングも良かったですね。最初は何をやるのか、まったく決めないまま始めたので、最初は他のYouTuberさんの見よう見まねでASMRやライブ配信などしたりして、あとはセクシー女優時代の裏話なんかもしていました。

そのうちに、人気YouTuberさんとコラボさせてもらい始めると、そこで一気にファン層の幅が広がった感じですね。

――女優時代のファンとプラスして増えたんでしょうね。

上原 もちろん最初は現役当時のファンの方が支持してくれていた部分が大きいと思います、ただ、コラボを始めたあたりから、ガラッと視聴者層が入れ替わったように感じました。

――そうなんですか!? 新たなファン層を獲得した要因を、どう分析していますか?

上原 YouTubeを観てくださる層の方や、コラボ相手のファン層に合わせにいったことが良かったのかなって。ただ、それだけだと、そこから上には行けないな、さらに上に行くためには、自分でやらないといけないなと感じるようになったんですよね。