2010年代、業界のトップに上り詰め、人気絶頂の2016年にセクシー女優を引退したと言われた上原亜衣さんを世間は“伝説のセクシー女優”と呼んだ。

 彼女は2019年にインフルエンサーとして活動を再開させ、現在は実業家としても活躍。海外での事業展開にも挑戦する中、これまでヌードを封印してきた彼女が、2月1日~28日の1か月間、「最後」の舞台として東京のストリップ劇場・浅草ロック座の舞台に立つ。

 その理由は、「海外の人に日本の文化に触れてほしい」とのことだ。上原さんの「最後のステージ」にかけた思いと、現在の心境を語ってもらった。(前中後編の後編)《前編はこちらから》《中編はこちらから》

――今回のロック座出演は、海外の人に日本の良さや日本の文化を伝えるためとのことですが、そのために上原さんがストリップの舞台に立つ理由を詳しく聞かせてください。

上原亜衣(以下、上原) 最初にロック座の舞台に立ったのが2016年、セクシー女優引退の特別公演でした。そして2回目が2022年。このときは、ちょうど美容サロンやコンセプトカフェを展開し始めた頃で、実業家としての自分を知ってもらいたくて、ある意味、「上原亜衣」の名前を使ったプロモーションのような意図がありました。

でも今回は、これまでとは違い、海外の人たちに日本に来てもらって、日本の文化に触れてほしいという気持ちで舞台に立ちます。

――そのうえで、「それを伝えるために、私ができること、私にしかできないこと」がロック座のステージに立つこととのことですが、その真意は?

上原 もともと私は、ヌードによる身体表現を仕事にしていて、それで「上原亜衣」という名前が世間に広まりました。海外でもそれによって認知度がある部分はあります。

それなら、この「上原亜衣」が海外に向けて話題を作れるとしたら、やはりヌードなんですよね。だからこそ、「これは自分にしかできないことかもしれない」という思いに至ったんです。