令和の日本球界を牽引してきた左右の2大主砲、村上宗隆(26)と岡本和真(29)が満を持して海を渡った。

「両選手とも昨季の長期離脱で先行きが心配されましたが、村上はホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億円)、ブルージェイズ入りの岡本も4年総額6000万ドル(約94億円)と、かなりの好評価。

 我らが大谷翔平(31)、鈴木誠也(31)に次ぐ逸材として注目されています」(スポーツ紙MLB担当記者)

 では、彼らのリアルな期待値と取り巻くチーム環境は、どうなのか。

 3年連続のシーズン100敗を記録した弱小球団を選んだ村上について、大リーグ評論家の福島良一氏は、こう評する。

「チーム自体が再建途上で若手主体なだけに、期待値も高い。本拠地シカゴのレートフィールドは打者有利の球場ですから、本塁打も40本近くは期待したいですね」(以下=福島氏)

 ただ、五大湖からの寒風吹きつけるシカゴは春先の寒さが鬼門だ。

 故障明けの村上にはケガのリスクもつきまとう。

「これは同じシカゴが本拠地の鈴木にも言えることですが、一番の難敵は、やはり寒暖差と夏の蒸し暑さ。あまり飛ばしすぎると、後々、シワ寄せが出てきてしまうかもしれません」

 とはいえ、昨季のチーム最多本塁打は、二塁手のレニン・ソーサ(26)の22本。村上の力からすれば一躍、打線の核となるのも、そう難しくはないだろう。

「サードには昨季16本塁打のミゲル・バルガス(26)がいますから、開幕はおそらく5番・ファースト。ただ若いチームですから、結果次第で打順も上がる可能性は十分あると思います」