1月23日、米ニューヨーク外国為替市場で円相場が一時、円高水準の1ドル=155円台後半まで上昇したことが話題になった。ニューヨーク連銀が為替介入の準備のため金融機関に為替相場水準を尋ねる“レートチェック”を実施したためだといわれる。

 ここ数年は円安が続き、家計が圧迫されている。もし円高傾向が本格的に続いた場合、どんなポジティブな変化が訪れるのだろう。円高に期待している人も多い今、40~60代の男女100人に「円高が続いたらうれしいこと」についてリサーチ。「円高になると主にどんな恩恵がありそうだと思うか」も聞いてみた。(自社リサーチ)

 今回いちばん多かった声は、「輸入食料品が安くなる」(66.0%)。

 円安に加えて世界的な原材料高の影響で、輸入食材は数年前と比べて平均10~20%以上値上がりしている。特に顕著なのがオリーブオイルやコーヒー豆、輸入したオレンジを原材料とするオレンジジュース(100%)。

 オリーブオイルはかつて600~800円程度だったが、現在は2000円近くまで値上がりした商品もある。また、コーヒー豆も200グラムで500円程度だったものが1000円を超えるケースも珍しくない。オレンジジュースに至っては、世界的なオレンジの供給不足もあって以前の2.5倍近い価格で推移しており、手軽な飲み物ではなくなっている。

「原材料やエネルギー資源の輸入が安くなれば、物価上昇が抑えられるかも」(59歳/男性/主夫)

「輸入価格の低下による購買力の向上を期待」(69歳/男性)

「輸入品が安くなり家計が助かる」(50歳/男性/自営業)

「パソコンのパーツなどの価格も下がる」(55歳/男性/パート・アルバイト)

「物価が安定するので、便乗値上げ商法と関わらなくて済む」(59歳/男性/自営業)

「カリフォルニア米が安くなる」(49歳/男性)

「農業で使用する飼料は外国に頼っている面もあるので、その金額が安くなり農家の方の負担が減りそう」(44歳/女性/会社員)

「輸入品が下がることにともなう、農産物等の価格安定を期待している」(68歳/男性/自営業)

「コーヒー豆が安くなりそう」(69歳/男性/自営業)

「外国産の食料品が安く変えれば食費を抑えられる」(48歳/男性/パート・アルバイト)

「外国製品が安く買える」(61歳/男性/会社員)

「コストプッシュ型のインフレが抑えられ、輸入品を含む多くの価格が下がる」(63歳/男性/自由業)

「原材料の高騰が抑えられる」(52歳/男性/会社員)