「千葉県幕張メッセで1月9日~11日の間に開催された『東京オートサロン2026』。2日目である1月10日に中年男性から下半身をビデオカメラを使ってアップで撮られた、とモデルでレースクイーンの瀬名ひなのさん(27)が“盗撮被害”を訴えたのです。10日の夜には瀬名さんのXに、アップで瀬名さんの下半身を撮影する男性の姿が投稿され波紋を呼びました」(ウェブサイト編集者)

 盗撮をしていた男性は、その場で瀬名さんがコンパニオンを務めていたブースの出展企業の社員に取り押さえられ、撮影データは削除されたという。今回は間一髪のところで盗撮被害は防がれたが、レースクイーンやコンパニオンとして数多の舞台で活躍する瀬名さんは、イベントの運営側の警備姿勢や管理体制に不安を覚えると語る。

※取材に応じる瀬名ひなのさん

「男性にはその場で撮影データを消させただけと聞いたので……。もしかしたら別のブースに行って違うモデルに同じようなことをしてるかもしれないなって思うと、ちょっと怖いなと思いました」(瀬名さん・以下同)

『東京オートサロン』では、“イベント関係者の身体の一部を拡大または強調した撮影”を規約で禁止している。男性の取った行動が規約違反なのは明白。

「身分証を控えるとか、当該の方は会場から追い出すとか、出禁にするとか対応を考えて欲しいと思ってしまいますよね……」

 露出の多い衣装を着用したコンパニオンが多数出演するイベントである以上、運営会社も出演者へ一定の配慮を取る必要があるということだろう。瀬名さんは、これまでに出演したイベントでも管理体制の不備を感じたことがあると、周囲の体験談も交えて明かしてくれた。

「私、レースクイーンとしては2年ほど活動しているのですが、会場の楽屋に誰かが忍び込んで、私物を盗られちゃうことがこの業界では結構あるんですよ。レースクイーン仲間の間でも前から言われていて、私も気をつけています」

――運営側に相談をしたり会場ごとに対策が取られたりはしていないのですか?

「基本的にレースクイーンって、サーキットのピットの裏側にあるテントが楽屋になるんです。テントなんで当然、カギもないですしレース中は常に人がテントにいるわけでもありません。私たちもレースの前後でステージに移動したりしますし、テントに誰もいないなんてこともあります」

 瀬名さんが活動している場は1レース当たりの観客動員が3~6万人の「SUPER GT」。国内では最大規模のカーレースである。

――大規模なイベントといえど出演するレースクイーンには十分な配慮が取られていないのですね。

「これだけ大きなイベントでも物が盗まれるのは怖いですね。今回の『オートサロン』も、楽屋が来場者の通る真後ろとか普通のスペースにありました。一応ドアはあるんですけど、誰でも入れちゃう状況だったんで、ちょっと怖いなと思っていました」

――会場ではどんなものが盗まれるのでしょうか?

「スーツケースごと持って行かれた女の子もいたそうです。しかも3人分。急に探しようもないので後日、中に入れていたGPSの位置情報で場所を特定して取り返したようです……。盗まれた子が話すにはスーツケースの中には自宅のカギも入っていたそうですから、怖いですよね。スーツケースを取り返してもカギが複製されている可能性だってありますし」