高石あかり(22)が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第91話(第19週2月9日~13日)が2月9日に放送された。同作では池脇千鶴(44)が主人公の母・フミ役で出演しているが、彼女の演技があらためて注目を集めている。

【以下、『ばけばけ』ネタバレを含みます】

『ばけばけ』は、日本の民話を『怪談』という名の文学作品へ昇華し世界へ広めた明治時代の小説家・小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツをモデルにした物語。高石がヒロイン・松野トキを、トミー・バストウが八雲がモデルのレフカダ・ヘブンを演じる。

 話題となっている池脇はトキの母・フミ役で出演。トキの幸せを誰よりも願っている、優しくてしっかり者の母親。

 今回、池脇が注目を集めた9日放送回は、ヘブンがトキに、松江を離れて熊本へ移住したいと提案する話。移住の理由は、熊本の高等中学から英語教師をやらないかと誘われているから。そして、松江は良いところだけど、冬が「ジゴク」な寒さだから。ヘブンは家族も全員連れていくと強く主張するが、トキは「(自分もそうだけど)みんな嫌がるでしょう。みんな出雲の人だけん」と反対する。

 後日、ヘブンはトキの育ての両親・司之介(岡部たかし/53)とフミにも移住したい意思を伝える。司之介は、ヘブンだけ熊本に行かれると今の暮らしが難しくなることに気付き、とりあえず「少々考えよう」ということに。

 一方、現在は沈静化しているが、トキを巡っては、世間にヘブンのラシャメン(洋妾)だと勘違いされた結果、トキが石を投げつけられたり、家族ごと近隣住民に嫌がらせを受ける悲劇が第18週(1月31日~2月6日)で描かれたばかり。

 ヘブンの移住案は、“松江の冬が寒いから”は方便で、実際はトキを案じてのことではないのか――トキが顔を隠して出かける際、フミはそれを察しているかのような、複雑な表情を浮かべていた。