KinKi Kidsの堂本剛(44)が4月10日放送のラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)で、同日44歳の誕生日を迎えたことを受け、その心境を赤裸々に語った。
番組冒頭、剛は「4月10日のオンエアということでございましたが、日付変わっての11日になっちゃってるわけなんですけれども。わたくし堂本剛、誕生日を迎えました。ありがとうございます。なかなか誕生日当日にこうやってラジオがあるっていうのも珍しいのかなぁって感じもします」とコメント。
誕生日を迎えると「どうですか? ああですか?」と聞かれることが多いものの「若いときはお祝いする時間すらなかったんで。仕事は当日もあるけど前後もあれば、なんで。いわゆる、いつもと同じような日常になるだけでしたね」と話した。
また、「もちろんお祝いはしてもらうような流れだったりとか、電話だったりとか。いろいろいただいたりはしていますけど、じっくり自分の誕生日をお祝いするっていうことっていうのは、なかなか難しい人生だなぁってずっと思ってきてますね」とこれまでを振り返った。
そのうえで「だから誕生日というものは自分を祝ってもらうっていう感覚は全然しなくて」とし「いつしか親だったりきょうだいだったりに対しての感謝の気持ちを感じながら過ごす日っていうかなぁ。そっちのパーセンテージが多くて、“自分が何歳になったなぁ”ということよりかは、家族がいたから自分がいるから自分がいるんだぁっていう。そういう気持ちで過ごしながら仕事しているほうが、落ち着くようになったっていうか」と続けた。
■すべての人に寄り添うような優しい言葉
成人式も仕事の関係でできなかったこともあり、「そういうことを振り返ると、なかなか明るい気持ちだけではないなって感じもしますよね。もうちょっと“誕生日ぐらい家族と一緒に過ごしたかったなぁ”とか、いろんな気持ちがこみ上げてくるのが誕生日かなって気もします」としみじみと語った。
さらに「世の中はそうじゃないですか。自分の誕生日をお祝いすることが好きな人と、お祝いされるのが苦手な人もいるし。お祝いされることが多い人と、そうじゃない人もいるし、“別に誕生日どうでもいいわ”と思って過ごすような人もいるし」と切り出すと、
「本当に誕生日だからといって、すべての人が自分の誕生日を喜ぶかといったら、そうではないようなぁっていうふうにも思ったりはしますけどね。でも、自分自身は歳を重ねるごとに家族っていうキーワードは強烈に浮かぶ。そんな日が誕生日かなっていうふうに思います」と、すべての人に寄り添うように話した。