■「いろんな人の人生があるから」は退所する“仲間”につながる!?
芸能プロ関係者が話す。
「若い頃から超過密スケジュールをこなしていた剛さんと堂本光一さん(44)は、そろって“当時の記憶がない”と話すことがたびたびありますが、それほど目まぐるしい日々で、誕生日をしっかりと祝ったり、自分に向き合ったりする時間もちゃんと取れなかったんでしょうね。
そういった経験があったからこそ、誕生日は家族と過ごすこと、家族に感謝することが大切な日だと認識するようになったのではないでしょうか。
また、剛さんの言葉は、King&Princeの平野紫耀さん(26)、岸優太さん(27)、神宮寺勇太さん(25)、同世代で盟友の元V6・三宅健さん(43)など、ジャニーズ事務所から離れることを決意した“仲間”のことも連想させますよね……」
■2年半前にも「その人の人生を第三者がどうこう言う次元の話ではない」と語っていた剛
今回の『どんなもんヤ!』で、
「いろんな人の人生があって、いろんな人の人生を今年も多くの人が優しく、自分の人生と重ね合わせながら生きていく。そんな人が今年もたくさん世の中にいればいいなっていうふうに思いながら生きるのかな」
「いろんな人の人生があるから、何が正しい正しくないっていうのは分からないっていうか。人の人生のことに対して自分がどうこう言うっていうことはどこか違うなぁって思う部分があるんでね」
と語った剛。
2020年12月の『週刊朝日』(朝日新聞出版)のインタビューで「ジャニーズ事務所のなかでも新しい人生を選択する人も多い」と問われた際には、次のように話していた。
《無責任かもしれないけれど“そうか”ぐらいにしか受け止めていないです。その人の人生を第三者がどうこう言う次元の話ではないですし、僕が影響されることはない》
「敬愛するジャニー喜多川氏(享年87)が亡くなり、複数の退所者が出た後の約1年4か月後にこのように語っていたわけですが、今もその気持ちは揺るぐことはなく、剛さんは周囲の動きにとらわれることなく、自分の人生を自分なりに生きていくつもりなんでしょうね。
そして同時に、人が自らその方向へ進むことを選んだならば、それは尊重されるべきで他人がどうこう言うべきことではない、そうした想いが詰まっているようなメッセージにも感じられましたね……」(前同)
ジャニーズ事務所を退所するタレントが続出する中、剛は自分の人生を自分なりに歩み続けていくのだろう――。