■『教場0』放送時には「もう月9と言わなくていいんじゃないかな」

 木村は、2023年4月期に月9枠で放送された『教場0』公式サイトのインタビューで、過去作について《お正月早々“こんなのをやるの?”と(視聴者に)違和感を抱かれていた》と表現。さらに『教場0』の完成披露会見では、「今や何曜日とか何時より、作品自体に力がないと視聴者に楽しんでもらえない。もう月9と言わなくていいんじゃないかな」と、月9枠の歴代最多主演記録(『教場0』で11作目)を持つ木村が弱気とも取れるコメントをしたことが話題となった。

「新境地を開いたとも評価される『教場』を木村さんはとても大切にしていますよね。だからこそ、同作が“見られる場所”についても真剣に考えていたということでしょうね。そして、木村さんと制作サイドがしっかりと戦略を練った結果、完結編は“Netflix→映画”という構図になったと聞こえてきています。

 木村さんは責任感の強いプロフェッショナルな人。主演として、演じることに止まらず“いかに多くの人に作品を見てもらえるか?”を常に意識して動いていると言われています。作品の出来はもちろんですが、まず見てもらえる体制、見てもらうきっかけを作るところも考えていると。だからこそ、多くのバラエティ番組に積極的に出演し、全力で告知活動をするんですよね」(前出の芸能プロ関係者)

 すでに木村は『教場』最新作の番宣に動いている。2月だけでも『タイムレスマン ゴールデンSP』(2月7日)、『この世界は1ダフル SP』(12日)。『ネプリーグ』(16日)、『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』(20日)と、フジテレビのバラエティ番組に出演。

「木村さんの直近の主演映画は2024年末公開の『グランメゾンパリ』ですが、当時も積極的に番宣活動を行なっていました。それも大きな効果を発揮したのでしょう、映画は興行収入42億円突破の大ヒット。『教場 Requiem』は『グランメゾンパリ』とはジャンルも雰囲気も全く違うため一概には言えませんが、“連ドラから3年を経ての完結編”という流れ、そして超豪華な俳優陣も集結していますから、フジテレビとしても『グランメゾンパリ』に劣らぬヒットを期待しているでしょう。

 だからこそ、『教場』シリーズの完結編の後編にあたる『教場 Requiem』を観てもらうために、木村さんは宣伝活動に励み、そして地上波でも前編の『教場 Reunion』を放送することになったのではないでしょうか」(前同)

 木村は、2月3日に行なわれた『教場』カーペットアライバル&完成披露舞台あいさつで、前編が配信、後編が劇場版という異例の手法を選んだ理由を明かしている。現代では各々のタイミングで作品を視聴する人が多いことから、木村は「ゴール地点(※劇場版)で待ち合わせができたら」と考え、中江功監督と相談して決めたということだ。

 多くのファンを「ゴール地点」で待つべく、宣伝活動に走り回っている木村。映画館で公開される『教場 Requiem』は大ヒットとなり、有終の美を迎えられるだろうか。