4月10日、木村拓哉(50)主演のドラマ『風間公親―教場0―』(フジテレビ系)がスタートした。同作は2020、2021年に新春SPドラマとして放送し人気を博した『教場』シリーズの前日譚として注目を集めていたが、第1話の平均世帯視聴率12.1%、個人視聴率7.2%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)の好スタートを切った。

「第1話は、赤楚衛二さん(29)が演じる刑事・瓜原に焦点を当てた物語でした。赤楚さんといえば2018年放送の『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)で“万丈龍我/仮面ライダークローズ”を演じてブレイクしたことで有名な俳優ですが、赤楚さんに限らず『教場0』の第1話は戦隊・仮面ライダー……いわゆる“ニチアサ(日曜の朝)”出身の俳優が多く出演していたため、そちら方面でもSNSは盛り上がりを見せていましたね」(女性誌ライター)

 第1話では、“タクシーでホストクラブのオーナーが同伴者の女性に刺殺される”という事件が描かれ、被害者の芦沢健太郎を久保田悠来(41)、犯人の日中弓を、内田理央(31)がそれぞれ演じていた。この2人も、どちらも仮面ライダーで活躍していた俳優なのだ。

「久保田さんは2014年に佐野岳さん(31)主演作の『仮面ライダー鎧武』で“呉島貴虎/仮面ライダー斬月”を。内田さんは、2015年に竹内涼真さん(29)が主演を務めた『仮面ライダードライブ』にて、メインヒロインで婦警の“詩島霧子”を演じていました。

 当時は婦警の格好が非常に似合っていた内田さんでしたが、悪女役が似合う女性になりつつあり、『教場0』でも非常に“悪い女”を好演していて。瓜原(赤楚)を相手に挑発する場面などは存在感抜群でしたね」(前同)