サンリオは2月10日、同社を代表するキャラクター『ハローキティ』の担当デザイナーを「一定期間ごとに次世代へデザインのバトンを渡すサイクルに基づくもの」として年内に交代することを発表した。

 1974年に誕生した『ハローキティ』。同社の取締役キャラクター制作部長を務める山口裕子さんが1980年から『ハローキティ』の3代目担当デザイナーの職に就いており、交代は実に46年ぶりのことである。後任で4代目のデザイナーには、山口さんとともに『ハローキティ』を支えてきたあやさん(ペンネーム)が就任するという。

 この発表にはSNS上でも

《キティのデザイナー山口さんの後任って重責だなぁ。想像しただけでも胃が痛くなりそう》や《デザイナーさんが変わると雰囲気も変わるのでしょうかね?!》《裕子おねえさんがキティのデザイナー引退と知って、超ショック》

 などキティちゃんの今後を心配する声も多数飛び交っている。

 さてデザイナーが変わることを、サンリオファンはどう受け止めているのか。ゆるキャラ・ご当地キャラ好きを公言し、『マツコの知らない世界』(TBS系 )への出演経験もあるアイドル・寺嶋由芙さん(34)に話を聞いた。

 山口さんから4代目に交代するというニュースについて、寺嶋さんは「寂しい気持ちとともに、“ついにこの時がきたか”というような気持ちもありました」と、長年のファンならではの視点を述べる。

「でも、いちばん寂しいのはきっとキティちゃん。いちファンである私は、とにかく心静かに受け止めるべし、と自分に言い聞かせました」(寺嶋さん)

 近年の『ハローキティ』は、単なるキャラクターの枠を超え、幅広い企業やご当地とコラボレーションをおこなってきた。そんな山口さん時代のキティちゃんがなし得たことは、ズバリ何か。

「数年前、キティちゃんは、“仕事を選ばなくてえらい”という声に、“全部選んでやってる”と答えていました。私は生まれた時から“山口さんのキティちゃん”が当たり前だった世代なので、山口さんがご担当される以前のキティちゃんとの比較は難しいのですが、こうした発言に見られるようなキティちゃんの思いやりやポジティブさ、“みんな仲良く”の実現のための意志の強さが、より際立って伝わってくるようになったのが、山口さん時代のキティちゃんの素晴らしさなのではと思います」(前同)