■ギャラクシー賞に名指しで評価されたハマリ役だった
前述のギャラクシー賞において、「特に結木滉星が演じたパトレン1号・朝加圭一郎は、長いスーパー戦隊シリーズの歴史の中でも屈指の魅力的なキャラクターだった」と、名指しされるほどの存在感を放っていたのである。
そんな“熱血お巡りさん”として知名度を上げた経緯があるだけに、今回、テイストこそ違えど、『教場0』で刑事役を演じることにファンが反応。
《朝加圭一郎、教場0でもエリート警官やらされてるって聞いて泣いてる(平和な街でおまわりさんをやるという夢が叶っていないので》
《結木滉星くん、昨日の逃走中に出るわ教場に出るわネプリーグに出るわ結木滉星ラッシュが始まってる~。トレンドに朝加圭一郎が入ってるのも特撮ヲタが祝福してるようで嬉しい。》
《朝加圭一郎を思い出してしまった教場……結木くん警察役似合うよ本当》
といった声が、SNSに多く寄せられたのだ。
そんな結木は、『ルパパト』が放送していた2018年当時、『オリコン』でこう話していた。
《役者になってからは、子どもの頃とは違った意味でヒーローをやりたいと思うようになりました。戦隊ヒーロー、その中でもレッドを経験できる俳優は一握りしかいない。オーディションに受かって、朝加圭一郎に決まった時は本当にうれしかったです。
自分が憧れていた人になれるんだ、という喜びは、いまも原動力になっていますし、『ルパパト』を見てくれている子どもたちにちゃんと憧れてもらえるヒーローにならなければいけない、という責任もますます感じています》
あれから5年。現在でも多くのファンから“憧れのヒーロー”として応援され続けている結木は、『教場0』でいよいよ本格的なブレイクを遂げるかもしれない!