■今、プロ野球選手に求められる“野球以外”のこと――
鶴瓶のハートをがっちり掴み、キャンプの空気を盛り上げた藤川監督。前出のスポーツ紙記者曰く「藤川監督は、鶴瓶さんに対して大きな期待があると思います」と言い、こう続ける。
「近年はSNS社会ということもあり、自らのことを発信する機会が増えている。仮に自分で積極的にSNSをやっていなくても、取材や呼ばれたテレビ番組内でのコメント、試合後のお立ち台など、自分のスタンスや考えていることを言語化する能力が求められるようになっているんですよね。
選手たちがその部分を伸ばしていかないといけないと藤川監督は切に感じていると言われており、そこのところで鶴瓶さんに勉強をさせてほしいのだと見られています」(前同)
藤川監督としては親交がある鶴瓶に球団の名誉職のような立場に就いてもらい、定期的に選手に自己PRやテレビカメラの前での話し方のコツを教えて欲しいということだろうか。
「藤川監督自身は話が達者ですが、“話術のプロ”ではないので選手たちにトークを指導することはできない。そこで自身と交流がある鶴瓶さんと選手に交流をもたせることで、選手たちの言語化能力や対応力をアップさせようという考えがあるようだと言われていますね」(前同)
また、鶴瓶は24年シーズンで阪神監督の座を退いた岡田彰布球団顧問(68)ら球団OBとも親交があるという。
「藤川監督が、チームの情報漏えいを恐れているのは有名な話です。ですのでメディアへの警戒心も強く、そしてそれは球団OB含めた“身内”にも。今季、コーチ陣の入れ替えがいろいろありましたが、そこでもさまざまささやかれましたね……。
そんななか、『ヤングタウン日曜日』(MBSラジオ)などの番組を担当し、関西圏でも絶大な人気を誇る鶴瓶さんがキャンプ地を訪れてくれれば、球団OBたちもグラウンド視察を一時中断し挨拶へと向かうはず。現役選手と球団OBの接点が多くなれば、やはり情報がメディアに伝わってしまうものですからね。
そうしたことと、選手たちのトーク力を高めたい藤川監督にしてみれば、鶴瓶さんが“監督専属顧問”といった球団の名誉職に就任してくれれば大変ありがたいはずです」(同)
果たして、鶴瓶の阪神・藤川監督の“監督専属顧問”就任はあるのか。鶴瓶の所属事務所に問い合わせをしたところ、「プライベートで行っておりますので、取材等はお断りしております」とのことだった。
宜野座キャンプを盛り上げた訪問はプライベートということだったが、阪神タイガース連覇の意外なカギは、鶴瓶が握っていたりして。