昨年11月1日始動の有料配信サービス『DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)』では、多くの芸人が活躍中。2月21日夜8時からの生配信には、人気お笑いコンビ・さまぁ~ずの登場が発表されている。

『DOWNTOWN+』は、松本人志(62)と浜田雅功(62)の大人気コンビ・ダウンタウンに関連するコンテンツを中心に提供している、吉本興業とFANYが運営する有料配信サービス。お笑い芸人を中心とした独占配信オリジナル番組、過去にダウンタウンが出演していたアーカイブ作品などが視聴できる。

 同サービスの料金は月額1100円または年額1万1000円の2種類。会員登録者数は、スタートから約2週間後の25年11月13日時点で50万人を突破したと報じられた。制作サイドには莫大な収益が出ているようにも思えるが――制作会社関係者は言う。

「『ダウンタウンプラス』は、『週刊文春』(文藝春秋)との裁判のために活動を休止していた松本さんが約1年10か月ぶりに復帰し、笑いの先駆者・松本さんが配信だからこそできる新たな攻めたコンテンツを生み出していく――という話題性から注目を集め登録者数が50万人を突破したわけですが、お試しで1か月だけ試して、解約してしまったユーザーもいるそう。でも、それがサブスクですよね。

 当然、話題性だけで続けられるほど甘くないことは、制作サイドが一番理解している。だからこそ『ダウンタウンプラス』では、既存ユーザーだけでなく新規加入者が増えるような新企画を、しっかりと予算をかけて出していっていますよね」

『ダウンタウンプラス』では、特設セットを組んでの、見るからに予算がかかっている企画が多い。たとえば新企画では、5人の参加者が密室に閉じ込められ、徐々に狭くなっていく部屋で耐えられるかを検証する『ZONE05』。100個の落とし穴から実際に掘られている穴1つを探し当てる『落ちれ!』など。前者は壁が狭まっていく仕掛けの用意、後者は屋外の相当広い場所に、ニセ落とし穴99個と本物を1個用意する手間がかかっているだろう。

 スタジオで出演者がトークやネタ見せをするなどのオーソドックス寄りの企画でも、セットは細かい小道具含めてかなり作りこまれている。スタジオの端でトークをするような明確に低予算感漂う企画もあるものの、たとえば松本含む複数名のゲストが酒飲みトークをする『みんなのオトナな話』では、高級感のあるバーカウンターを模したセットが登場している。

「『ダウンタウンプラス』では、だいたい月に10本弱ほどの新作動画が配信されていて、この2月には21日の生配信企画も含め新作動画が8本公開されています。そして、同サービスでは、それらのコンテンツに1か月につき数億円――もはやキー局と変わらない、むしろ高いくらいの制作費を組んで作っているといいますね。出演者に払うギャラも、テレビと比べると“ケタが違う”という話も聞こえてきています」(前同)