■「不謹慎」炎上も…篠塚を批判する人の「心理」

 オーディションによる新メンバーを加え、旧Sexy Zoneからtimeleszへと生まれ変わったわけだが、業界未経験、そして旧ジャニーズ事務所でのレッスン、同事務所の文化にも直接触れてこなかった篠塚に対して厳しい目を向けるファンも一部にはいる。大きく炎上してしまったのは、2025年11月18日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)で披露した“一発ギャグ”だった。

「篠塚さんは『大きな古時計』の“替え歌”で、“いまは、もう、動かない、おじいさんにトドメ?”と歌いながら、こぶしを振るポーズをしてみせたところ、“不謹慎すぎる”と大炎上。しかも同ギャグは芸人のネタでオリジナルでもなかったことも明らかとなり、『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』の声優が決まっていたのに、降板となってしまったといいます」(女性誌記者)

 ただ、そんな篠塚は期待のニューフェイス。現に所属するSTARTO ENTERTAINMENTが手がける縦型ショートドラマプロジェクト『エスドラ』の第1弾として、4月&5月に配信される堂本光一(47)主演の『記憶買収人』で全3話のうち第1話の主演に抜てきされるなど、活動の幅を広げている。テレビ番組への出演も増えてきている篠塚だが、彼への風当たりは一部で厳しいままなのか。

「僕も中・高と男子校だったので、(篠塚さんの)ああいうノリはリアルにわかる」と言うのは、元テレビ朝日社員でテレビプロデューサーの鎮目博道氏だ。

「元々アイドルは、私生活を感じさせないことこそがその理想だとされてきました。女性アイドルは“トイレに行かない”とか“恋愛はしたことがない”のが良いとされました。男性アイドルも同様です。孤高であり偶像であり、ある意味“架空の存在”にならなきゃいけなかった。結婚の話に関しては今もかなりセンシティブですよね」(鎮目氏・以下同)

 一方で、STARTO社のタレントの中にも慶應大学に進学した嵐の櫻井翔(44)や明治大学を卒業した小山慶一郎(44)のように大学進学する人も増加。ファンも、アイドルを身近な存在と感じる機会は増えつつある。

「今は個人でSNSをやるアイドルも多く、その日常生活がチラ見できることがファンを喜ばせています。ただし、STARTO社を例にとると、中学生や高校生の頃から活躍しつつも、その学校生活はほとんどベールに包まれたままでした。それが少しずつ大学に通うメンバーが出てきたことで、一般社会との接点を感じさせるようになりました。

 とりわけ大学在学中にデビューした篠塚さんは“近くにいる男子”感が強いのでしょう。中・高、そして大学と、“普通”の生活を送ってきているわけなので、当たり前に“地続き感”がにおってくる。そうしたリアルの生々しさこそが生まれ変わったtimeleszの意義であり、“アイドルだって人間なんだよ”ということをきちんと感じさせてくれる契機でもあると思われますが……一部のファンにとっては、アイドルはどこか“手の届かない”ところにいてほしいという心理も根強いのでしょう」