4月12日、東京都の日本外国特派員協会にて、元ジャニーズJr.で歌手の岡本カウアン氏(26)が記者会見を開いた。そこで、『週刊文春』(文藝春秋)やイギリス公共放送のBBCが取り上げてきた、ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題についてあらためて内容を明かし、多くの注目を集めている。

「カウアン氏は2012年から2016年までジャニーズ事務所にJr.として所属していましたが、“計15~20回ほど性的被害を受けた”という話や、実際にジャニー氏がJr.たちを集めていたという都内の高級マンションの内装写真などについて、あらためて解説していました」(夕刊紙記者)

 カウアン氏は記者の質問に対して、

《(被害者は)はっきり分かるのは僕以外に3人。正直、(喜多川前社長宅を訪れた)ほぼ全員だと思っている》

《(被害に遭った)全員が出て来た方がいい。とんでもない数だと思うので。皆が出て来て、しゃべることはすごい大きなことかなと思う》

《事務所には認めて欲しい。ジャニーズだけでなく、芸能界にそういうのはたくさんあるってわかってるので》

 などと回答。

 また、順番は前後するが登壇直後に行なった経緯説明では、あらためて日本のメディアの“沈黙”についても言及していた。

《今回『週刊文春』の取材を受け、日本メディアは残念ながらこの問題について、きわめて報じにくい状態にある。(イギリスの公共放送)BBCが報じたように、外国メディアなら取り上げてくれると言われ、この記者会見を受けることになりました》