■4月から「ジャニーズのNHK仕事」が急増

 NHKでは今年に入ってから、松本潤(39)が大河ドラマどうする家康』で主演を務めているほか、元V6岡田准一(42)、なにわ男子長尾謙杜(20)が同作に出演。

「この4月に入ってからは、さらにジャニーズタレントの出演が顕著になっています。生田斗真さん(38)は4月3日放送の『みいつけた!』(NHK Eテレ)から不定期登場する新キャラ“らくだしさん”を演じているほか、今年放送30周年を迎える『天才てれびくん』で同じく生田さんが1996年~98年度のレギュラーだったことから、4月18日放送回にゲスト出演することが明らかになっています」(前出の夕刊紙記者)

 そのほか、Kis-My-Ft2横尾渉(36)が、朝の情報番組『あさイチ』の月1レギュラーに就任。

 また、4月11日には“100台の小型カメラであらゆる業界・イベントを覗く”というドキュメンタリーバラエティ番組『100カメ』にて、関西ジャニーズJr.が『大阪城ホール』で行なったライブの裏側に密着するドキュメント企画も放送していた。

「大晦日の風物詩『NHK紅白歌合戦』にもジャニーズ所属のアーティストが欠かせないし、今後もNHKとジャニーズ事務所の関係が切れることはあり得ない。大河ドラマやバラエティ番組などを見ても、むしろ深くなっていきそうな感すらあります。

 公共放送ですから、バラエティと報道は分けてしっかりと報道すべきだと考える人も多いでしょうが、現実的には……」(前同)

 今回の記者会見で飛び出したNHKディレクターの「公共放送に務める者の1人として、大変重く受け止めております」の一言。重く受け止めた後の「行動」は果たして――。