■出演者も「バディが愛おしい」と天海祐希&松下洸平を絶賛

 4月11日の記者会見には天海と松下のほか、白石聖(24)、中川大輔(25)、丸山智己(48)、仲村トオル(57)といった主要キャストも登壇。

 中川は完成した第1話を見て「バディが愛おしい。ドライなんですけど、お互い信頼しているんだろうなということが随所に見られて、このバディを早くみなさんに見ていただきたいです」と、天海と松下のバディを絶賛していた。

 松下が『合理的にあり得ない』で演じる貴山は、幅広い分野に精通しており一見完璧にも見えるが、女性が苦手で上手く話せないという弱点があり、上水流にイヤイヤながらも引っ張られつつも、バディとして事件の解決に一手を加える――というキャラクターだ。

■『合理的にあり得ない』はシリーズ化の可能性も

 前出の制作会社関係者が続ける。

「天海さん演じる上水流に、いやいやながらもついていく松下さん演じる貴山の姿がありありと想像できますし、天海さんにも松下さんにもハマり役になっていきそうです」

 カンテレが制作を手掛ける月10ドラマは、長澤まさみ(35)主演の『エルピス—希望、あるいは災い—』、草なぎ剛(48)の『罠の戦争』とノリに乗っており、フジテレビ制作の“本家”とも言える月9ドラマの視聴率を上回るほど好調だ。

「『合理的にあり得ない』も高視聴率が期待されていますし、カンテレはシリーズ化を狙っているとも聞こえてきています。天海さんのキャリアを代表する作品になり、松下さんのさらなる飛躍にもつながっていきそうです。

 シーズン2が制作されることになったら、天海さんを見習って、今度は松下さんが石原軍団級の豪快な差し入れをする、ということもあるかもしれませんね」(前同)

 共演者も絶賛する天海と松下のバディがどのような掛け合いを見せてくれるのか――豪快で繊細な座長・天海が牽引する連ドラ『合理的にあり得ない』に大いに注目が集まっている!