■霊峰・富士山こそピラミッドの原型?
それに、紀元前から日本列島には渡来人がいて、すでに海外との人の交流があったらしいので、日本とエジプトに、なんらかのつながりがあったとしても、おかしくありません。実際、エジプトの王族の墓から副葬品として見つかった「ロータスの皿」は、日本の“菊の御紋”に酷似しています。
さらに思いつくのが、霊峰・富士山です。見事な三角形ですし、神様がいる場所なので、ピラミッドのもとになったと考えても、おかしくありません。
古代の富士山麓には王朝があったとする、『宮下文書』という書物がありますが、その超古代文明がエジプト文明に影響を与えていたらと、私なんかは考えてしまうんです。
現代人が明確に知ることのできる歴史なんて、今から、せいぜい数千年前くらいですから、ありえないとは言いきれませんよね。
今後、エジプトのピラミッドの発掘が進んで、日本にまつわる埋蔵物が出てきたら……。しかも、それが古代の力士のような像だったら、私は嬉しくて飛び上がっちゃいますよ。
さて、酒井さんの話に戻りますが、彼はピラミッド探しの一端として、『竹内文書』を参考にしたそうです。竹内文書にも日本の超古代文明が記されていて、そこから岩手県の五葉山(ごようざん)や岐阜県の位山(くらいやま)といったピラミッドにたどり着きました。
ピラミッドからひもとく、日本とエジプトのつながり。皆様も、このロマンに、ぜひ思いを巡らせてみては。
貴乃花光司(たかのはな・こうじ)
1972年8月12日、東京都生まれ。88年、藤島部屋に入門。92年の初場所で、史上最年少の19歳5か月で幕内初優勝。兄・若乃花と「若貴フィーバー」を巻き起こす。94年11月に第65代横綱に昇進。幕内優勝22回。生涯戦歴は794勝で、「平成の大横綱」と呼ばれた。2018年に日本相撲協会を退職し、現在はテレビ、講演会等、幅広く活躍中。