高石あかり(22)が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第116回が3月16日に放送された。劇中時間は前回(13日)から一気に10年が経過し、舞台も東京へ。16日放送回は東京編の初回となったが、早くも不吉なフラグとも言える出来事もあり、注目を集めている。
朝ドラ『ばけばけ』は、島根・没落士族の娘・小泉セツと、日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにした物語。
松野トキ(高石)と外国人の夫のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ/34)という、怪談を愛してやまない夫婦が何気ない日々を歩んでいく姿を描く。
物語は第20週(2月16~20日)から熊本編に突入していたが、第23週(3月9日~13日)で故郷の島根・松江に帰郷。かつての友人たちとの再会や、トキとヘブンが正式に籍を入れるまでが描かれた。
第24週(3月16日~20日)の舞台は東京・大久保。直前の3月13日放送回から一気に10年の月日が流れていて、トキの祖父・勘右衛門(小日向文世/72)は亡くなったが、両親(父・松野司之介/岡部たかし/53、母・松野フミ/池脇千鶴/44)は健在。全員で仲良く暮らしている。
その一方で、ヘブンには不穏な描写も多い。大切にしていた「ブードゥー人形」をどこかに失くしてしまったことでトキに「不吉ですね」と言われてしまったほか、自分の健康を気にして、通勤の際には途中下車して、歩くようになった。
また、健康を気遣っている理由は「53サイ、イノチ、スクナイ」ということだが、史実で小泉八雲は54歳で亡くなっている。
そんな不穏な描写が少なくない『ばけばけ』東京編の初回には、
《トキ「あれ(ブードゥードール)をなくすなんて不吉ですね」いきなりのフラグか(苦笑)》
《ヘブン先生のフラグが立ちすぎてて怖い》
といったヘブンの“死亡フラグ”を指摘する声、さらには、
《『ばけばけ』もうすぐ終わりか。ああ寂しい》
《ばけばけがあと2週で終わるのさみしすぎて元気ない》
といった、最終回が近づく寂しさを感じている声が多く寄せられている。
『ばけばけ』は3月27日に最終回を迎えるわけで、残すところ2週間弱。代表作『怪談』の誕生などが今後の山場として描かれると考えられるが、視聴者の間では第23週(3月9日~13日)――松江への帰省編が終盤最大の山場だったという声も多い。特に吉沢亮(32)演じたヘブンの親友・錦織友一を巡る展開は大きな話題となった。
《錦織さんの姿に心打たれましたよね。吉沢亮という役者はなんて素晴らしい演技をするんでしょう。申し訳ありませんが私の中では「ばけばけ」はもう終わった気持ちなんですよね》
《物語はいよいよクライマックスなのに、錦織さん退場で心にぽっかり穴が空いてもう終わったかのような感覚が》
と、彼に触れる声は多く、すでに物語が終了したと感じている視聴者もいるようだ。