4月12日、東京都の日本外国特派員協会で行なわれた、ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)に関する性加害告発会見。
以前から『週刊文春』(文藝春秋)などで実名告白をしてきた元ジャニーズJr.で歌手の岡本カウアン氏(26)が行なった記者会見は大きな騒ぎとなっているが、その裏側でひそかに“消えた”報道があったという――。
「まず前提として、4月12日のカウアン氏の記者会見について大手メディアは報道に消極的です。
しかし、3月頭のBBCのドキュメンタリー放送以来、騒動は拡大。そうしたタイミングでのカウアン氏の会見はインパクトが大きく、会見後すぐに多くのネットニュースで報じられただけでなく、NHKも翌13日の夕方のニュースで約2分間放送。共同通信が報じ、加盟する新聞各紙がWEBサイトで伝えたほか、TBSラジオも『荻上チキ・Session』で“共同通信によりますと”と断ったうえで、共同通信の記事内容が紹介されました」(夕刊紙デスク)
“大手メディアが報道に消極的なのは酷すぎる”という見方も手伝い、“ジャニー氏の闇”は波紋を広げ続けている。
騒動が拡大化する一方で、カウアン氏の会見と同日の昼に報じられた“ジャニーズの熱愛話”を覚えている人は、どれだけいるだろうか?
「『文春オンライン』が、NEWSの小山慶一郎(38)が、AAAの宇野実彩子(36)と結婚間近で同棲の準備を進めている、という記事を掲載しましたよね。
これは翌13日発売の『週刊文春』の先出し記事でしたが、その内容は“小山の家に合鍵を持った宇野が入り、その後、小山が帰ってきた”など、非常に具体的な情景が描かれており、かつ小山本人への取材もある、詳細でリアルな記事でした。ヤフトピでも配信されていましたね」(前同)