■カウアン氏の会見で小山の熱愛は“なかったこと”に

 双方の事務所は『文春』の締め切りまでに回答しなかったが、『文春』は小山に直撃取材を敢行。

《―宇野さんは合い鍵を持って、泊まっているが。

「あ、ちょっと……」

―結婚前提の交際だと聞いている。

「ご質問いただくのは僕も理解できるんですけど。それをお答えするのはなかなか難しいですね……」》

 と、小山は交際を否定も肯定もせずにお茶を濁していた。

 前出の夕刊紙デスクは言う。

「ここで注目すべきは、“翌日以降のスポーツ紙、ワイドショーの後追い報道のなさ”です。この一件について取り上げたスポーツ紙は、13日発売の『中日スポーツ』くらいのもの。内容も、“熱愛報道後に小山がツイッターを更新した”というだけの短いものでした。

 通常、今回のような結婚にもつながりそうなスクープが出た際は、スポーツ紙はジャニーズサイドに“これを後追い報道しても大丈夫ですか”と確認して、いろいろなことを報じます。

 もちろん忖度で報じないメディアもありますが、今回の場合は“結婚間近”まで『文春』で報じられているわけで、後追い報道が出そうなものなんですが……」

 消えたNEWS小山の「結婚間近」報道――。

「“後追いNG”が出た、ということでしょう。芸能人、特にジャニーズタレントはファンがどう捉えるかを重要視します。全くネガティブな話題ではない、ハッピーな“結婚間近”交際報道であっても、スポーツ紙、そしてワイドショーには堂々と報じてほしくはない、ということでしょうね。

 そして今回は、世間的には“それどころじゃなかった”ところがありますよね。カウアン氏の告発会見が大きな話題になっていたわけで、大手マスコミは報じなくても、ネットはそれ一色になっていた。そうしたなかで、小山と宇野の熱愛報道はひっそりと“消えていった”――ということですよね。

 ただ、カウアン氏の会見の話題性が大きくて、2人の熱愛が後追いされない違和感が語られることもなかった、とも言えるでしょうね……」(前同)

 3月にBBCが放送し、現在も『週刊文春』が毎週特集を組み続けている「ジャニー氏の闇」では、長年“見て見ぬふり”をしてきたマスコミサイドの報道姿勢にも厳しい目が向けられている。そうした最中でも、ジャニーズタレントの熱愛報道は“スルー”されたようだ……。