■ささやかれる“ジュリー社長の退任”の展開
「とはいえ、ここまで大きな話になってくると、ジャニーズ事務所も変わっていくところはあるでしょう。今回の事務所コメントでも“透明性の高い組織体制および制度整備”を約束していましたが、これについて、ひとつ話が持ち上がっているといいます」
そう話すのは芸能プロ関係者。
「現在のジャニーズ事務所の社長で、ジャニー氏の姪である藤島ジュリー景子社長(56)が“組織の長として責任を取る”という形で、社長を退く可能性がある、と言われているんです。その可能性はまだ高くはないようですが、ジュリー氏が“決断”することも十分ありうると。ただ、社長を退いても、会長職に就く形で、最前線から退く、という感じだといいます。
そしてそもそも、ジュリー氏は社長業をあまり好んでいない、とも聞こえてきていますね」(前同)
ジュリー氏がジャニーズ事務所の社長になったのは、2019年7月にジャニー氏が死去したためだった。それまでは、実母で、“メリー喜多川”ことジャニー氏の姉・藤島メリー泰子氏(享年93・2021年8月14日死去)と一緒に事務所の副社長を務めていたのは、記憶に新しい。
ジュリー氏が社長に就任した2019年9月に、メリー氏は代表取締役会長に就任。翌20年9月に名誉会長となり、その後、亡くなった。
「ただ、ジュリー氏は経営ではなく、グループやタレントのプロデュースなど、クリエイティブな方面でやっていきたい、と常々語っているといいます。
2021年に事務所を回してきたメリー氏が逝去したため、より会社経営に集中せざるを得なくなったわけですが、ジュリー氏としては、叶うならずっと現場に携わっていたいようですよ」(同)