■現在でもなにわ男子の仕事に“意見”するジュリー氏

 ジュリー氏には、これまでTOKIO関ジャニ∞などをプロデュースしてきた実績がある。

 とりわけ、TOKIOについてはCDデビューから関与しており、“バンドをやらせる”というアイデアを出したのもジュリー氏と言われている。

「もしジュリー氏が本当に社長を退いたとしたら、経営面や、会社の大きな方針を決定したりする業務から解放されるわけで、自由に動きやすくなりますよね。

 そうなると、あらためてジュリー氏が現場レベルで細かくプロデュースを行なうグループが出てくると考えられます。そして、現在ではそれは、なにわ男子になるでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)

 なにわ男子は、ジュリー派で知られる関ジャニ∞の大倉忠義(37)がJr.時代からプロデュースをしてきたグループ。レコード会社は、嵐のプライベートレーベルとして立ち上げたジュリー氏が社長の『J Storm』で、なにわ男子のデビューは同社の創立20周年記念日である“2021年11月12日”。

 そのため、現在では、ぶっちぎりで”ジュリニ(ジュリー氏のお気に入り)”と呼ばれている。

「現状でも、ジュリー氏は、なにわ男子の写真集の中身やテレビ番組の内容について直接意見を言うことがあるといいますね。それがもし、ジュリー氏が社長を退き、本格的に彼らのプロデュースに専任するようになったら、よりそうした口出しがより増えるでしょう。

 ただ、TOKIOや嵐をスターグループにしてきた手腕こそ確かなのですが、ジュリー氏はもう56歳。なにわ男子の若いファン層を考えると、ファンも、もしかしたらメンバーたちも、もっと若い感覚の人にプロデュースして欲しいと思うのではないでしょうか。

 そのため、今回の“ジャニー氏の闇”がより拡大し、万が一ジュリー氏が社長を降りることになったときは、なにわ男子のファンが困ることになるのでは、ともささやかれていますね……」(前同)

 大きな波紋を呼んでいるカウアン氏の告発。回りまわって、なにわ男子のファンが泣く展開があるのか!?