■橋爪功演じた上原は『VIVANT』悲劇の元凶
橋爪演じた上原内閣官房副長官は、前回の『VIVANT』の重要人物であり、主人公・乃木憂助の父親ノゴーン・ベキ(役所広司/70)こと乃木卓(過去編で林遣都/35)が最終回で殺そうとした相手。
かつて警視庁公安部の人間だった卓(役所/林)は、当時上司だった上原(橋爪)の命令でバルカに潜入するが、1984年に現地で内乱に巻き込まれる。そのせいで卓の妻・明美(高梨臨/37)は死亡し、当時3歳の憂助(堺)とも生き別れることに。生き延びた卓は孤児救済を目的とした組織「テント」を立ち上げ、結果的に素性が一切つかめない国際的な謎のテロ組織として扱われるようになる。
上記の悲劇は、独断で命じた任務の失敗でキャリアが傷つくことを恐れた上原が、卓の救出に向かったヘリコプターを「国際問題に発展させないため」という名目で退避させたことが原因。
前回『VIVANT』最終回では、わざと逮捕されることで来日したベキ(卓)が脱走し、上原を殺害しようとするも、ギリギリで乃木憂助が阻止――という展開だった。ベキは憂助によって部下2人まとめて銃殺され、表向きには上原宅で焼身自殺したという形で処理された。
もっとも、同回ではベキの生存を示唆する演出もあっただけに、実は生き延びていて、続編で活躍する展開も予想されている。上原が死亡してベキの関与が疑われるも、全く違う真相が――という展開も面白そうだ。
今回のエキストラ募集を受けて、
《3000人の弔問客ってかなり大物が亡くなるのか。いきなりネタバレにならない?笑 ノゴーンベキには会いたいけど》
《誰だ、誰がお亡くなりになったらそうなるんだ?ベキの死なら悲しむ人多そうだけど、スーツでは来ないだろうし》
《気になるのは「弔問客」誰の……?? ベキが死んだていにして、とか……??(憶測)》
といった、ベキの死を想う声も。
さらに、前作ラストでバルカ政府資源開発担当特別長官に就任した、憂助の義兄弟・ノコル(嵐・二宮和也/42)の可能性も……?
ノコルを演じる二宮は3月2日、自身のXに、
《今日はVIVNT。 アタクシ的にはラストフェーズに入りましたがんばらねば、、、、》
と綴り、ファンからは《どうかノコル様が幸せな結末でありますように》とノコルを巡る展開を心配する声も寄せられていた。
謎が謎を呼ぶ『VIVANT』の続編。7月期に放送されるとしてもあと3か月以上あるが、本編開始前から考察は盛り上がっていきそうだ。
特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲや藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。TBS『日曜劇場』は見逃さず、『VIVANT』放送時は毎週大興奮していた。