高石あかり(22)が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の最終回が3月27日放送された。夫婦の物語は綺麗に決着した一方、最終回前に視聴者から嫌われてしまった“元同僚編集者”のモデルを巡っては、ドラマ内では描かれなかった”深イイ話”があって――。

【以下、『ばけばけ』ネタバレを含みます】

 朝ドラ『ばけばけ』は、島根・没落士族の娘・小泉セツと、日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにした物語。

 松野トキ(高石)と外国人の夫のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ/34)という、怪談を愛してやまない夫婦が何気ない日々を歩んでいく姿を描く。

 今回注目されているのは、ヘブンの元同僚でアメリカの新聞社で働く女性編集者イライザ・ベルズランド(シャーロット・ケイト・フォックス/40)。モデルはアメリカのジャーナリスト・編集者のエリザベス・ビスランド(1861年~1929年)とされる。

 最終週(3月23日~27日)の舞台は1904年(明治37年)。夫婦で協力して書き上げた著書『KWAIDAN(怪談)』が4月に発売されるも、ヘブンは同年9月に逝去。彼の死後、イライザが来日。彼女の言葉もあり、トキはヘブンの回顧録を作ることに。トキの言葉を元に『思ひ出の記』という本が生まれ――という、おおむね史実通りの展開となった。

 最終回を迎えた『ばけばけ』には、

《泣けるけど、良い終わり方だったなぁ》
《スバラシ最終回!泣いたり笑ったりの何気ない毎日を半年観続けて胸いっぱいになるスバラシ脚本と演出でした》
《最終話、隣に娘いるのにボロ泣きで見た…ありがとうばけばけ…》

 といった好意的な声が多く寄せられている。

 しかし、最終週の25日放送回でのイライザの描写を巡っては、詳細は後述するが史実のエピソードもあり、

《イライザをあんなガキっぽい嫌な奴にする必要なかったと思うんだよなあ モデルになったエリザベスさんは八雲の没後も遺族を助けてくれたりしたっていうし、素直にそういう良いところを書いてめでたしでよかっただろ》
《夫を亡くしたばかりのトキに対して理不尽な怒りをぶつけるイライザ怖い。不自然だし脚本が異様すぎる。「思ひ出の記」につなげるにしてもイライザを意味不明に怒る変な人にする必要あったのか》

 といった、描き方への厳しい声も寄せられている。