■「この仕事が自分の天臟なのかもまだわからない」

 本誌のなかで、高橋はこんなことを語っている。

《人生には常に選択や決断がついてまわる。でも、どんなに考えても答えが出ない時もあると思うんです。そんな時は「今日はちょっと休んでみよう」と悩みから離れてみてもいいと思う。ほかのことに気持ちを向けながら、自分の心が「これだ!!」と反応するタイミングを待ち続けてもいいと僕は思うんです》

「続けて、《僕はまだ、自分のことを、世の中のことをよく知らない。この仕事が自分の天職なのかもまだわからないし》とも話し、華やかなステージよりも田舎で犬と一緒にのんびり暮らすような生活のほうが、実は向いているのかも、と意外なことを話していたのです。また、

《まだまだ未熟な僕には『どの道を進むベきなのか』『何が自分にとって幸せなのか』を判断できるほどの知織も経験もない。だから、僕はとにかく目の前にある"やるべきこと"を積み重ねている。いつか訪れる『これだ!!』のためにね》

 とも語り、この発言が後のファンたちから注目をされることになったのです」(前出の音楽関係者)