■和田竜二元騎手の引退式が開催決定
翌26日は、京都競馬に参戦。GIIマイラーズカップで勝利を目指します。
初のコンビとなる僕のパートナーは、友道康夫厩舎、モーリス産駒のアドマイヤズーム。24年のGI朝日杯FSの優勝馬です。
爪の不安で、昨秋のGIIスワンS(6着)後に休養していましたが、それも問題ないということで、このレースが完全復活への第一歩。GIという大きな勲章に向かって、一緒に走っていきたいと思います。
もう一つ、この日は和田竜二騎手……じゃなくて、元騎手の引退式が、全レース終了後の京都競馬場で行われます。
2月28日付けで騎手を引退。調教師としての道を歩き始めた彼は、落馬負傷の影響により、ファンの皆さんに最後の騎乗を見せることができませんでした。
騎手にとって、ラスト騎乗というのは特別なものです。それだけに、“1日限定”の特別免許を与える優遇措置があってもいいのではないかというのが、僕を含めた全騎手の思いでした。
その思いはかないませんでしたが、最後に直接、挨拶できる場を設けてくれたJRAには感謝です。引退式は、4月26日16時35分スタート。ぜひ、競馬場に足を運んでください。
武豊(たけ・ゆたか)
1969年3月15日、京都府京都市生まれ。1987年3月1日にJRA騎手デビュー。翌1988年、スーパークリークで菊花賞を制しGI初勝利。以後、オグリキャップ・サイレンススズカ・スペシャルウィーク・ディープインパクト・キズナ・キタサンブラック・ドウデュースなど歴代名馬の手綱を取り、国内外GI通算100勝超を達成した“レジェンドジョッキー”である。2018年9月には史上初のJRA通算4000勝、2024年度JRA賞特別賞と黄綬褒章を受章、2025年8月5日には前人未到の4600勝を達成した。現在もトップクラスで騎乗を続ける“競馬界の第一人者”兼“最多記録更新請負人”。