4月17日、木村拓哉(50)の主演ドラマ『風間公親ー教場0ー』(フジテレビ系)の第2話が放送された。平均視聴率は、世帯10.7%、個人6.6%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)を記録した。同回で赤楚衛二(29)演じる瓜原刑事は風間の指導から“卒業”し、第3話からは新垣結衣(34)が演じる隼田聖子の登場が予告されている。
「“木村拓哉は何をやらせてもキムタク”と言われたのが嘘のように、『教場』ではこれまでの木村さんが演じてきた役とは異質の、冷徹な“風間公親”を演じ切っています。そして、赤楚さんの演技も非常に好評ですね。“心優しい”といえば聞こえはいいですが、悪い意味で刑事として“甘ちゃん”な部分を、赤楚さんはしっかり表現。そこから成長する姿を演技で見せてくれました。
そんな瓜原刑事を見る風間指導官(木村)は非常に厳しい上司ではあるものの、最後に優しさを見せる姿も、印象的でしたね」(テレビ誌編集者)
第1、2話は瓜原が成長していく姿をしっかりと描いていた。最後は夕暮れのデスクで風間は、自身にお礼を言う瓜原に対し、過去に瓜原が卒業文集に書いていた言葉を引用しつつ、
「“人に優しい警察官になりたい”。 君の欠点は、長所でもある。指導はここまでだ」
と語り、熱い握手を交わす――という、王道の展開で“瓜原編”は終了した。
「今回の『教場0』は、2020年と2021年の新春SPドラマ『教場』の前日譚。両作ともシナリオは好評だったし、生徒役のキャスト陣も非常に豪華でした。
それは連ドラ版も同様で、SPドラマから続投の北村匠海さん(25)ほか、赤楚さん、新垣さん、白石麻衣さん(30)、染谷将太さん(30)といった面々が新人刑事で出演。各話の犯人も豪華で、第2話では宮澤エマさん(34)が“息子のいじめの加害者でもある教師(山田キヌヲ)を殺すシングルマザー”を好演していました」(前同)