今年4月クール、フジテレビの月9枠では木村拓哉(50)主演の連続ドラマ『風間公親―教場0―』が放送される。その直前になると番宣のためフジテレビへの露出が増えると思われる一方で、1月現在の木村は、別の局に出ずっぱり状態となっている。

「1月に入ってから、木村さんはとにかくTBS系の番組に出る機会が非常に多いんです。1月5日には『ニンゲン観察バラエティ モニタリング 新春SP』、8日に放送された『それSnow Manにやらせて下さい』。9日放送の『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP2023』では、長年のファンの美容師の男性のために2000年放送の主演ドラマ『Beautiful Life~ふたりでいた日々~』のキャストやスタッフを集めた、超特大のサプライズ企画などが放送されていました。

 ちなみに、木村さんはTBSのドラマ枠『日曜劇場』で、田村正和さん(享年77)と同率1位、最多の主演記録7回を誇ります」(テレビ誌編集者)

 この木村の出演ラッシュは、1月27日公開予定の主演映画『THE LEGEND&BUTTERFLY』が控えているため。TBSへの出演が多いのは、木村と同局の関係の深さがあると考えられる。

『教場』が始まる4月になれば、フジテレビのバラエティ番組に出る機会も増えるだろうが、フジではバラエティ番組以外のところでも、木村は露出を増やしていくという。

 芸能プロ関係者は言う。

「ズバリ“再放送”です。『教場』がスタートする4月からは、木村さんの過去のフジテレビのドラマが多く放送されるそうですよ。

 再放送を乱発するのは“新しいコンテンツを作れないのか”と視聴者離れを起こしてしまうリスクもあり、他局はその手法を選択しないケースもあります。実際に日テレは、基本的にはドラマの再放送をしない方針だといいますね。

 しかし、フジテレビは、ドラマの再放送を活用したビジネスの形を進めるといいます。その布石となるのが、平日(月~金)午前11時45分から午後2時45分のフジの3時間枠番組『ぽかぽか』が4月から2時間枠に短縮することが、1月9日に発表されたことなんです」

 とは、いったい、どういうことなのか?