気温が上昇し、徐々に夏めいた気候になってきた日本列島。半袖でも汗ばむ日が増えてきた中、だんだんと気になってくるのが“体臭”だ。

 一般的に、体臭は汗をかくとより強く感じられるもの。近年は「スメハラ」(※スメルハラスメントの略で、においが他人に不快感を与えるハラスメント)という概念も広まりつつあり、職場でもより注意が求められるだろう。

 5月初旬、このスメハラをめぐり、あるXユーザーが《社長、夏になると男性社員さんの中にとても汗臭い方が数名いるのですが、それを本人に言い辛い空気があります。会社で何か本人に伝える方法を考えていただけないでしょうか?》と疑問を投稿し、約500万の閲覧数を記録(20日現在)。

 さらに、この投稿に対して《男性社員なら、初っ端「くせぇよ。なんとかしろ」って言えるからいいよ。本当に厄介なのは「女性社員が臭い時」だよ》と引用した投稿も500万超の閲覧を記録し、“いいね”も2.2万超という反響を集めた。

 体臭は本人の努力では治せない場合もあるデリケートな問題であり、たとえ男性相手であっても正面から指摘するのはデリカシーのない行為だろう。一方で、相手が女性だと一層言いづらいという人も多いようで、上記Xの投稿には、

《一歩間違えれば即セクハラ案件 デリケートすぎて上司も同僚も触れられない》
《どう伝えるのが正解なのか もし相手を傷つけずにうまく伝えられた経験がある方、どんな風に伝えたか教えていただけませんか?》
《職場のマナー系って言いづらさが一番の問題かも》

 といった声が寄せられることに。働く人々も正解を探しているようだ。

 果たして、これからの季節に増加が予想される“職場の体臭問題”について、とりわけ対女性の場合はどのような指摘が正解なのだろうか。NPO 法人日本サービスマナー協会認定マナー講師の石黒真実氏に解説を求めた。