■孫と楽しく安価に過ごすコツをCFPが回答
――現在、都内周辺にあるテーマパークに家族で出かけようものなら入園料だけで1万円、園内で優先パスを使おうものなら1人2000円が必要になります。5人で出かけたら5人分のファストパス代だけでも1アトラクションあたり1万円です。
現在は、テーマパークの入園料や宿泊費が上昇していることもあり、“家族で気軽に行けるレジャー”から“ある程度の覚悟が必要な支出”に変わってきています。
そのため、孫との外出についても、テーマパークを前提にするのではなく、どう時間を組み立てるかという視点を持つことが重要です。
たとえば、午前は公園や科学館などの低コスト施設で過ごし、午後に短時間の有料施設やイベントを組み合わせ、最後に食事を楽しむといった形にするだけでも、1日としての満足度は十分に確保できます。
こうした組み立てにしておくと、費用だけでなく、移動や待ち時間の負担も抑えられますので、祖父母世代にとっても無理のない過ごし方になります。
“どこに連れて行くか”だけでなく、“どう過ごすか”を工夫することで、費用を抑えながらも、しっかりとした思い出を作ることは十分可能だと考えます。
【記事後編】では、年金生活者の田村さんが資産を効果的に増やし、孫にお小遣いをあげられるようにするための【家計管理の秘訣】をCFP宮岡秀峰氏が紹介する。《【後編】はこちらから》
宮岡秀峰(みやおか・しゅうほう)
公認会計士、税理士、行政書士、CFP資格(日本やアメリカなど世界各国・地域で認定されている国際的なファイナンシャル・プランナーの最上位資格)。税理士法人アクシア代表社員、アクシア公認会計士事務所代表。公認会計士として会計・財務の視点から中小企業支援に取り組むほか、相続・事業承継分野にも幅広く携わる。講演や税務相談の実績も豊富で、会計・税務分野の書籍共著、雑誌寄稿も行なっている。
税理士法人アクシア 公式HP:https://axia.or.jp/