■鈴木誠也も2年連続の30本塁打&100打点を狙う

 もっとも、このまま打席数が増えれば、当然ながら相手からの研究も進む。

「他の29チームと必ず対戦のある現在は、同地区内での対戦も、たったの13試合。過密日程の中ではホワイトソックスを格下と見た相手が、1〜2枚落ちる先発をぶつけてくることもある。そのあたりも、彼にとっては追い風だろう。

 日々、試合をこなすのに必死で今はペース配分を考える余裕もないだろうが、疲れがどっと来るのは、私の経験上、シーズンが終わった後だしね」(前出の藪恵壹氏)

 獲得が確実視されるのが、新人王だが……。

MLB公式サイトは5月12日、記者ら39人による新人王の模擬投票の結果を発表しました。ア・リーグのトップは村上。そして4位にはブルージェイズの岡本が入りました」(前出の記者)

 村上のライバルとして評価を上げてきたのが岡本だ。

「出場35試合での2桁本塁打到達は、1年目としては、先の村上に次ぐ“大谷超え”のハイペース。開幕にやや出遅れたカブス・鈴木誠也に先んじて、日本人右打者初のシーズン40発をクリアする可能性もある」(前同)

 前出の福島良一氏も、こう語る。

「現時点で本塁打&打点はチームトップと、B・ビシェット(28/メッツ)の抜けた穴を埋めるに足る活躍です。

 V・ゲレーロJr.(27)に続く4番での出場がさらに増えれば、村上&ジャッジらの打点王争いにも割って入ることも可能です」

 そんな岡本の“先輩”鈴木誠也(31)も、戦列復帰して以降は好調をキープ中。右打者初の快挙である2年連続の30本塁打&100打点も狙える位置にある。

「打球速度と飛距離が年々、増していますし、K・タッカー(29)がドジャースに移籍した今季は、彼自身が打線の核。現時点で早くも10連勝を2度記録するなど目下、チームも絶好調ですから、成績はさらに伸びていくでしょう」(前同)

 彼らが、大谷のような突然のスランプに陥らないことを祈るばかりだ。