■食物繊維やビタミンCが豊富な「茎」も活用するレシピ

 さらには、中高年男性に嬉しいED対策にも。

「亜鉛も含まれていて、テストステロンを優位にする『I3C』という成分が筋肉の発達と脂肪燃焼を助け、男性機能の維持や更年期障害の予防に役立ちます」(前出の望月理恵子氏)

 特有の成分・スルフォラファンも、男性機能を高める効果がある。

「精子の形成を妨げる酸化ストレスから体を守り、前立腺肥大などを予防する効果があります。しかも、この成分には抗がん作用も確認されていて、認知症の原因となる『アミロイドβ』の蓄積を抑える働きも見込まれる成分なんです」(以下=望月氏)

 では、この生涯現役食材のオススメの食べ方は?

「茹でるとビタミンCやカリウムが流出しやすいので、レンジで短時間加熱するか、蒸す調理法がオススメ。油を使って炒めると、βカロテンなど脂溶性ビタミンの吸収がよくなります」

 硬いからといって茎を残すのは、ご法度。なぜなら、つぼみの部分より食物繊維やビタミンCが豊富だから。

「薄切りで炒め物、角切りでスープやチャーハン、細切りにしてサラダや和え物など楽しみ方は、多様です」

 物価高の時代に、安定価格で栄養価も抜群。ブロッコリーは、令和最強の生涯現役食材だ!

望月 理恵子(もちづき・りえこ)
健康検定協会理事長、管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、小田原短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、小田原銀座クリニック栄養顧問、日本臨床栄養協会評議員、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど、栄養・美容学の分野で活躍。多くの方が健康情報を学ぶための健康検定協会を主宰するとともに、テレビ・雑誌などで根拠ある栄養学を提供・監修をしている。『栄養学の◯と×』、『やせる時間に食べてみた!』など著書も多数。