■TBSは会見にカメラすら出さなかった……

 4月20日発売の『週刊文春』では、岡本氏の会見には日本テレビ、テレビ東京、テレビ朝日のカメラクルーが出席したといい、会見にいなかったフジテレビも『めざまし8』のディレクターが会場外に出た岡本氏を直撃したと伝えている。

 その岡本氏の会見に先駆け、3月17日には同じ「日本外国特派員協会」で、ジャニー氏のドキュメンタリーを手掛けたBBCのスタッフが会見を行なったが、両方の会見にカメラすら出さなかったのがTBSだったという。

 TBS系列では、TBSラジオの『荻上チキ・Session』で「共同通信によりますと」と断ったうえで、共同通信の記事内容を紹介。続けてパーソナリティの荻上チキ氏(41)が4分弱にわたって問題を解説していたが――。

■「“報道のTBS”の名が泣いている」

「TBS以外の民放各局も、いまだに地上波テレビでの取り扱いはありません。ただ、会見の取材はしていたんです。ところがTBSはカメラすら出していなかったと……。『文春』によると、局内では“カメラを出し忘れただけ”と言われているそうですが、苦しい言い訳にしか思えませんよね」(前出のワイドショー関係者)

 前出の『週刊文春』では「“報道のTBS”の名が泣いている」とまで断じている。

「ジャニーズ事務所も、BBCや共同通信の問い合わせにコメントを出していますが、その内容はほぼ同じで、社内のコンプライアンスを徹底すると繰り返すだけ。ジャニー氏の問題にはいまだに言及していません。

 そんなTBSとジャニーズ事務所がガッチリ組み、『ジャニーズJr.ランド』を復活させるわけです。出演するJr.には何の罪もありませんが、批判の声が上がっても仕方はないのかもしれないね……」(前同)

 ファン待望の復活だが、『ジャニーズJr.ランドNEO』には厳しい視線が飛ぶのかもしれない――。