実業家の溝口勇児氏が、自身がMCを務めるキャバ嬢オーディション番組「LAST CALL」のYouTube チャンネルで5月24日、糖尿病治療薬「マンジャロ」を提供するオンライン処方サービスへの出資を報告し、波紋を広げている。

 動画では、審査員の人気キャバ嬢・ゆいぴすがオーディション挑戦者の体型管理について、「マンジャロ打ちな?」と勧めた流れで、溝口氏はゆいぴすがアンバサダーを務めるマンジャロのオンライン処方サービス「diet beauty」に「最近出資させていただいた」と報告したのだ。

 糖尿病治療薬「マンジャロ」は“食欲が抑制される”として、体重減少を目的に購入する人がいると近年話題になっていた。「diet beauty」は、LINEから医師に相談することができ、診察から処方までをすべてオンラインで完結できるマンジャロの購入サービスだという。

 身長170cmのゆいぴすは、これまでに高校時代は体重65kgだったことや、現在の体重は47kgであることを公表しており、この日の動画では、「私はマンジャロ初めて打ったとき、1か月で5キロ痩せました」と、“ダイエット目的”で使用していることを明言。ただしX上ではそうした購入により、本来治療で必要な人に行き渡らなくなるという懸念や、副作用リスク、また医師や薬剤師でもない人間が薬の販売に絡む是非を問う声が噴出した。

 炎上を受け、ゆいぴすは5月25日に自身のXで、

《リスクは個人的に使ってるので分かりますし、経験してます。 あとは、私はそもそも医者でもないですよ。医者でなければ医薬品に関わってはいけないのですか? ただのアンバサダー(広告モデル)なんですが》

 と“反論”しているが、X上では、安易にマンジャロを使うダイエットビジネスへの批判がますます高まっているところだ。

 あらためて、「マンジャロ」をダイエット目的で使用、販売することは何が問題なのか。当サイトは「Inaba Clinic」院長で、産婦人科専門医の稲葉可奈子氏に話を聞いた。