浅草キッドの玉ちゃんが、“昭和オヤジ”としての矜持とユーモアを胸に、同世代にエールを送る人生コラム。ともに令和を生き抜く、イケてる“老Guy”を目指そう。
ガキの頃、東京12チャンネル(現・テレビ東京)の深夜番組を見てた俺が憧れていたCMが3つあってさ。
豪華客船の形をしたラブホテルの『クイーンエリザベス石庭』、新宿の映画館の予告にも流れていた『ステーキホリタン』、そして『エスカイヤクラブ』ね。
特にエスカイヤクラブは三浦雄一郎がCMキャラで、「成功した人がバニーガールとブランデーが飲める場所」という認識だったわけよ。この3つの中で今も存在しているのは会員制高級社交クラブのエスカイヤクラブだけなんだ。
ある日、行きつけのスナックで常連さんとそのエスカイヤクラブの話になって、
「俺、会員だからさ。玉ちゃん一緒に行こうよ」
って誘われてさ。ついに憧れのエスカイヤクラブに足を踏み入れたよ。エスカイヤクラブには入会資格があって27歳以上の男女で自営または管理職以上、登録料と会費を払う決まりがある。会員はビジターを同伴できるんだよ。エスカイヤクラブは文字通りクラブで、レストランでもある。出てくる料理も一流なんだ。