■狼のつもりが借りてきた猫状態に
ドレスコードもあってね。襟付きシャツまたはジャケット着用。丸首、短パン、ビーサンはNGだよ。
今まで何度か、田舎のバニーパブ的な所は行ったことがあるんだけど、エスカイヤクラブの兎は全然違ったね。狼になりきって「ハンティングに行くぞ」って気持ちだったけど、入ったら、格式高いわけだよ。狼のつもりが借りてきた猫になったなぁ。バニーさんたちの役目は給仕で、横に付いて接客はしないの。
バニーガールの耳やワンピースのイメージカラーは黒だよね。でもエスカイヤのバニーさんは黒じゃなくて、柄が入ってる兎もいてさ。いい接客をしてくれる。
でも中には黒バニーもいてさ。柄バニーよりも黒バニーは言葉遣い、接客態度が完璧。トップである黒バニーは一羽、その人しかいなかったよ。
そしてボトルキープシステムも画期的でね。エスカイヤクラブは日本全国に店があるんだけど、例えば東京で飲んだとしようか。何日か後に、出張で仙台の店に行った場合も、東京で飲んだ同じ量のボトルが出てくる。安心感が違うよね。
こういったクラブが昭和の時代からずっと続いてるのがいい。いい雰囲気で飲もうというときには間違いがない。オラオラする客がいないんだから。老Guyたちがノンストレスで飲める店。いつかビジターを卒業して会員になりたいね。
玉ちゃん(たまちゃん)
1967年生まれ。東京都新宿区出身。86年にビートたけしに弟子入りし、翌年、水道橋博士と浅草キッドを結成。一般社団法人全日本スナック連盟会長。