■「総再生数1億」、「2日でミリオン」達成も
キンプリがデビュー当時の2018年に放送された『連続ドキュメンタリーRIDE ON TIME~時が奏でるリアルストーリー~』(フジテレビ系)で、平野は「誰がセンターになっても違和感のないグループになったら、最強なんじゃないかなって」と話していたのだが、これを5年足らずで達成。
多くの曲で平野がセンターを務める一方で、岸は『We are young』、神宮寺は『踊るように人生を』、永瀬は『Trace Trace』で、それぞれセンターを担当。高橋の場合、『Magic Touch』の歌入り部分のセンターは平野だが、MV最大の要であるダンスブレイクのパートでセンターを務めているのが高橋なので、ファンの間でも実質的なメインは高橋だと評されている。
「よくジャニーズグループでは、“メンバー間の格差“が問題視されがちで、1人売れすぎると”○○とゆかいな仲間たち“とか呼ばれたりしますが、キンプリの場合は、結成当初から“センターの寄せ集め”と呼ばれていて、神宮寺さんに役者の仕事が少ない程度で極端な格差もありませんでしたからね。
そんな特別なグループだっただけに、今回の脱退騒動を受けて、ファンの感謝の念や別れを惜しむ気持ちが爆発。数字面でも、とんでもない伝説を記録し続けています」(前同)
1つは2022年10月11日にグループの公式YouTubeチャンネルで公開した『ツキヨミ』のMVが、今年3月17日に“総再生数1億回超え”を達成したこと。これは、ジャニーズ事務所所属アーティストとして史上初の記録だった。
その後もファンの勢いは止まることがなく、 4月19日発売のベストアルバム『Mr.5』は、発売して2日間の累計売上枚数が約103万枚。早々にミリオンヒット(『オリコン』調べ)を達成。4月25日には、初週売上120・4万枚を記録したことが明らかになった。