2026年6月に『ピンズバNEWS』で大きな反響を得た記事から、今あらためて読み直したい1本をお届けします。(初公開日:2026年6月25日)

 早い・安い・うまいの3拍子で、働く男たちの腹を満たす牛丼チェーン。ついつい毎日、通ってしまうという向きも多いはずだ。

 だが、各チェーンには、牛丼に負けず劣らずの隠れた人気メニューが多数ある。

 今回は、『吉野家』『松屋』『すき家』の3大チェーンから、味も栄養も満点の「牛丼じゃないほう」の裏メニューを実食調査した。《【吉野家編】はこちらから》《【すき家編】はこちらから》

 続いては『松屋』。6月10日、東京・銀座の一等地にオープンした、テイクアウト専門の高級ライン店『松屋PREMIUM』が、早くも話題だ。

「『神戸牛 牛めし』(1390円・税込=以下同・価格は編集部調べ)や、『国産黒毛和牛のうまトマハンバーグ』(1681円)など、食材にこだわった限定メニューが多数」(業界紙記者)

 中でも、管理栄養士の望月理恵子氏がこの夏にオススメするのは、『雪国育ちの濃厚トンテキ』だという。

「精をつける点では、トンテキがベストです。豚肉に含まれるビタミンB1が、エネルギー代謝を助け、体の疲労回復をサポートしてくれます」

 松屋の真骨頂は、「牛丼よりもむしろ洋食メニューにある」と断言するのは、元祖・B級グルメライターの田沢竜次氏だ。

「19年から発売されている『創業ビーフカレー』(780円)からも分かるように、松屋は、町の洋食レストランに近い存在。他店がタブレット注文に移行する中、今も食券制を採用し、店内のウォーターサーバーには緑茶も用意されている。

 昔の大衆食堂のような雰囲気が、昭和世代にはたまらないんです」(田沢氏)

 そんな松屋で今、注目したいのが、『溢れる3種の濃厚チーズINうまトマハンバーグ定食』(1180円)だ。

「肉汁たっぷりのハンバーグに、濃厚なトマトソースが絡む、洋食レストランさながらの本格派の味。食べる際はぜひ、スプーンで。

 肉汁とチーズ、半熟卵が絡んだソースをご飯にかけて、ハンバーグ丼にすれば絶品です」(前同)

『ネオトマトごろごろチキンカレー』(1050円)など、夏野菜のトマトを使ったメニューが多いが、「トマトのリコピンの抗酸化作用が体を若々しく保つ」(望月氏)というので、味はもちろん、健康面からもバッチグーなのだ。

【すき家編】B級グルメライターの田沢竜次氏が「主役級のおいしさ」と絶賛する、だしとショウガの風味が利いた逸品から、管理栄養士の望月理恵子氏がオススメする夏の定番メニューまでを紹介している。《【すき家編】はこちらから》

田沢竜次(たざわ・りゅうじ)
元祖B級グルメライターとして活躍。映画評、書評、60~70年代B級カルチャーなどにも精通する。著書に『B級グルメ大当りガイド』『ニッポン映画戦後50年』など。

望月 理恵子(もちづき・りえこ)
健康検定協会理事長、管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、小田原短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、小田原銀座クリニック栄養顧問、日本臨床栄養協会評議員、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど、栄養・美容学の分野で活躍。多くの方が健康情報を学ぶための健康検定協会を主宰するとともに、テレビ・雑誌などで根拠ある栄養学を提供・監修をしている。『栄養学の◯と×』、『やせる時間に食べてみた!』など著書も多数。