■絶対にやってはいけない夏のスマホNG行動
では実際にスマホが熱を持ってしまった場合、どう対処すべきなのだろうか。
「熱を持ち始めたと感じたら、まず使用や充電をやめてください。スマホケースを付けている場合は外し、スリープまたは電源を落とします。そのうえでエアコンの利いた部屋など、涼しい環境下にスマホを置いてください。風通しのいい日陰でも構いません。とにかく焦らず、机の上など熱のこもりにくい場所で自然に放熱させることが重要です」
このとき、間違ってもスマホを“冷やしてはいけない“という。
「冷やすとしても、エアコンの風が届く程度の涼しい環境に置くだけで十分です。冷蔵庫や冷凍庫に入れたり、保冷剤を直接当てたりするようなことはしないでください。氷や冷水で冷やすのももちろんダメです。急激な温度変化で本体内部に結露が発生し、水没と同じような故障につながる可能性があるからです。ドライヤーの冷風を使おうとする人もいるかもしれませんが、それもおすすめできません。急激な温度変化に加えて、ホコリの侵入を招く可能性があります」
おとなしくスマホから熱が逃げるのを待つ。スマホの発熱対策は、これに限るということだ。
とはいえ、重要な場面でスマホが発熱し、チャンスを逃すような事態は避けたい。普段から心がけるべき予防策はあるのだろうか。
「まずは、スマホにとって高負荷になるゲームや動画視聴を長時間しないことです。長時間になってしまう場合は、途中で数分休ませるだけでも温度上昇を抑えられます。充電しながら操作しないことも重要です。データ処理と充電を同時に行うため、バッテリーの負荷が大きくなってしまいます」(同)
他にも、設定や電波環境に目を向けておきたい。
「使用していないアプリを終了させる、画面の明るさを必要以上に上げない、OSやアプリを最新の状態に保つことでも、スマホの負荷を軽減できます。また、電波が弱いとスマホが通信出力を上げて発熱しやすいので、電波の悪い場所での長時間使用も避けましょう」(同)
猛暑の夏、自分の体だけでなく、毎日手にするスマホにも熱中症対策を心がけておこう。
スマホスピタルbyデジホ
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