堺雅人(52)が主演を務めるTBS系日曜劇場『VIVANT』の第13話(第2シーズン3話)が8月9日に放送される。2023年7月期に放送された第1シーズンから満を持しての続編ということもあって、同作の人気は健在。7月26日の初回(第11話)は世帯18.8%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人12.1%。第12話(8月2日)も世帯16.4%、個人10.4%。圧倒的な高視聴率を誇る一方で、一部の視聴者からは不満の声も寄せられていて……。
【以下『VIVANT』第12話までのネタバレを含みます】
『VIVANT』は自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)の活躍を描いた超大作ドラマ。2023年7月期の第1シーズンではモンゴルで大規模ロケを行ない、架空の国・バルカ共和国と日本を舞台にした壮大な物語が描かれた。
第2シーズンでは、初回から“別班員拉致事件”が発生。真相を解明するために、乃木はバルカ→キプロス→カンボジア→タイの順に諸外国を巡り――という物語が展開中だ。
日本とバルカの2か国だけが舞台だった第1シーズンを上回る壮大な“大冒険”となっている『VIVANT』の第2シーズン。謎が謎を呼ぶ展開は第1シーズンから健在だが、視聴者の間では第1シーズンと比べていまひとつ作品に入り込めない、という声も上がっているようだ。特に言われているのは、AI・ハヤトほか“別班”の描写の“変化”だ。
『VIVANT』における“別班”は現実離れした秘密の組織のように描かれてはいるものの、第1シーズンでは“一般企業の合同会議に見せかけて普通の施設に集結する”など、描写は比較的リアル寄りだった。しかし、第2シーズンでは超高性能で人間同然に会話できるAI・ハヤトの存在、指紋や網膜認証をすることで入れる隠し部屋、各国には暗号を言えば物資を渡してくれる協力者など、良くも悪くもフィクション感が強くなった感じはする。
また、第12話までに諸外国を巡ってはいるが、頻繁に場所を移動していて駆け足気味という声も。前作はモンゴルの広大な砂漠を横断したり、山羊の大群を暴れさせて警察から逃げるなど海外ならではの迫力ある絵面が多かったが、今は頻繁に国から国へと移動している分、確かに描写があっさりしているところはある。ただ、これらの部分は仕方のないところはあるだろう。
『VIVANT』第1シーズンは初回放送当日まで徹底的に情報が伏せられていたこともあって、謎が謎を呼ぶ驚きの展開の連続に、多くの視聴者がひきつけられていた――。